糊口の夢日記

ふと通りかかった、劇場の楽屋口。
見覚えのある外車のクラシカルオープンカー。

もしかしたら…。
期待と甘酸っぱい気持ちが蘇る。

あの頃一瞬だけ気持ちが重なった役者の彼。
芝居が跳ねたらしい…。共演者らしき女優たちが 楽屋口から出てくる…。

「あの…つかぬことを伺いますが…」意を決して尋ねる。

…やっぱり!彼だ。
逢わせてくれるという。

どんな顔して逢えばいいのだろう…あの時言えなかったあれやこれや…
去来する気持ち…

アァ、もうすぐ!
今もう 来る!

…そこで無理やりに起こされた。


時刻は6時AM。本日も出社。睡眠時間3時間半。

顔を洗って 現実へ出かける。