イギリスのクルマだけど、先日の75のようにあずき色が似合うというわけではない。
だからと言ってグリーンでないと!という程でもない。結構何色でもOKなんだけど、せっかくなのでグリーンで行ってみよう(笑)
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
欧州車アドバイザーの井岡です。
75もジャガーも先日挙げたあずき色とベージュレザーという内装はすごくよく似合う。
ブリティッシュレーシンググリーンももちろん合うのだけど、もう一つ上級者な感じがする。
しかし、あの色がもしこのクルマに設定があったとしても、多分似合わない。
やっぱりこのクルマの色はグリーンが一番似合うような気がする。
ディスカバリー
色だけの話をするのなら2でも3でもいいので、この辺を比較しながら考えてみてもいいかもと思った。
2の時代はランドローバーのクルマといえばディフェンダーがあり、レンジローバーがあり、ディスカバリーだった。
言ってみればエントリーモデルだ。
エントリーモデルのくせに4000ccの排気量とは恐れ入る。
まだこの時代は、オフロードの名門ランドローバーの基準を満たすクルマづくりをすると、クルマが重すぎて、それくらいの排気量とパワーがないとクルマが動かなかったのではなかろうか?
1999年にディスコ2としてデビュー
2003年にマイナーチェンジされ、2005年まで販売される。
どんなクルマって言うことを書く前に書いて置かなければならないのがこのマイナーチェンジのこと。
マイナーチェンジと言いながら700箇所にも及ぶ変更を加えられ、この前後でクルマの信頼性が大きく変わっている。
マイナーチェンジ前は普通に壊れる欧州車(笑)
マイナーチェンジ後は結構大丈夫な欧州車(笑)
ライトの形状が違うので見分けるのは簡単。
そして、2005年からはディスコ3へとバトンタッチするのだけど、この時には既にフリーランダーという入門モデルが発売されているので、差別化を図る必要がある。
だからなのかどうかは知らないが、ディスコ3はレンジとほとんど変わらないような高級感を獲得するに至る。
興味のない人から見たら、それがレンジなのかディスコなのか、どちらが高級な車なのかわからなくてもおかしくない。
色んな色の設定はあるけど、ベタだけどやっぱりこの色が似合うな~と思うのはグリーン。
もちろん内装はベージュレザーが良い。
紺色なんかもカッコいいけど、イギリスの森の中という風景を想像して、ソコにこのクルマを合わせて考えると、やっぱりグリーンかな?
さらに、オーナーの服装なんかも想像してみると、やっぱりグリーンだと思う。
4Lで3列シートの設定もある大きな車だけど、運転は外から見るよりも全然しやすい。
コマンドーポジションという座点の高さがあり、他の同クラスのSUVと比較しても1段高い。
なぜ高いのかというとクルマの4隅の視認性を高めるため。
高くするだけというそんな単純なことで本当に運転しやすくなるの?と思う人は是非一度体感して欲しい。
一段高いといってもその差は10cmも無いだろう。
たったそれだけの高さでこれだけ運転しやすくなるものか!と関心せざるを得ない。
レンジが砂漠のロールスなんて言われて、オンロードでの乗り心地を語ってもそれはそれは素晴らしい乗り心地と言えるが、じゃぁディスコはどの程度なのか?というと、確かにレンジほどではないけど、こっちだって十分乗り心地は良いと評価できるレベル。
決してオフロードのことしか考えていないようなスパルタンなクルマではない。
穏やかに運転したら、それなりに紳士に振舞ってくれるのはイギリス車だからこそなのかもしれない。
この辺りのモデルでおすすめなのはやっぱりディスコ3
旧モデルだからというだけでひどい価格の下落っぷり。
デザインがまだまだ新しいデザインであることもあり、古臭さを感じることはない。
今出ている中古車なんかまだまだキレイな車であることもあり、これからも長く乗ることのできるクルマだと思う。
それが300万程度から狙っていける。
300万で買える新車を見てみたら、これはなかなか魅力的な選択肢に映るのではないだろうか?
とにかく安く買うならディスコ2の前期型だけど、これはマイナートラブルは結構あるクルマなので、自分で何とかできるか、諦めるか、そうなった時のことを先に考えておいたほうが良い。
>探すときの注意点
どのモデルにするか?にもよるけど、基本的には記録簿が残っていてしっかりメンテナンスされている綺麗なクルマ。
新車時はそこそこするクルマなので、ワンオーナー物件を狙ったほうが確実。
>問い合わせ
オフロードが好きで探している!とか、もう少し詳しく知りたいなど、ここから メッセージを送ってみて下さい。
もちろん、この車以外のことでも単純に記事の感想だけでも大歓迎です。
最近お返事がすぐに出来ていませんが、必ずお返事します。