アマナツです。この前生存報告がてらオフレポを書いて以来です。




そんなこんなの間にスターターミラーと旧ルールでの撮影分の編集を終えて投稿していたので、時系列的にはバラバラになってしまいますが、こちらでも宣伝させてもらいます。















最新回で使ったデッキのレシピをちゃちゃっと書いちゃいます。



モンスター(29)
・不知火の影者3
・不知火の宮司1
・妖刀不知火1
・ユニゾンビ2
・馬頭鬼2
・春うらら1
・召喚師アレイスター2
・混沌の黒魔術師1
・妖精伝姫シラユキ1
・ローンファイア・ブロッサム2
・スポーア1
・グローアップバルブ1
・ダンディライオン1
・マスマティシャン1
・幻影騎士団サイレントブーツ1
・ファーニマルドッグ1
・ファーニマルベア3
・ファーニマルウィング2
・クラウソラスの影霊衣1
・古聖戴サウラヴィス1

魔法(13)
・クイズ3
・簡易融合2
・召喚魔術1
・トイポッド3
・星邪の神喰1
・大欲な壺1
・手札断殺1
・影霊衣の反魂術1

罠(7)
・幻影騎士団トゥームシールド1
・デビルコメディアン1
・恐撃1
・貪欲な瓶1
・火遁封印式2
・幻影霧剣1

Ex(新ルール対応版)
・デコードトーカー
・虹光の宣告者
・古神クトゥグア
・刀神不知火
・PSYフレームロードZ
・PSYフレームロードΩ
・ゼラの天使
・サウザンド・アイズ・サクリファイス
・旧神ヌトス
・召喚獣カリギュラ
・召喚獣プルガトリオ
・召喚獣メルカバー
・ライトロードセイントミネルバ
・ダイガスタ・エメラル
・武神姫アマテラス




えーこのデッキ、9期の有り合わせみたいになってますが根底にあるカードはただ一つ




クイズってカードを使いたいって一心からデッキ作りました、はい。







発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。
相手プレイヤーは「クイズ」発動プレイヤーの墓地の一番下にあるモンスター名を当てる。
当てた場合、そのカードをゲームから除外する。
ハズレの場合、そのカードは持ち主のフィールド上に特殊召喚される。





当初の発想は、「混黒とかアークブレイブみたいな蘇生して面倒なカードを、墓地をかき乱すカードとごちゃまぜに落としてこいつで蘇生させよう」でした。




一応死者蘇生と違って、3積み出来て発動時に対象と取らない⇒DDクロウや転生の預言、ノイドでの妨害を受けづらいという利点があります。屁理屈かな。





墓地をかき乱すカードは基本的に、①自身を墓地から除外して~のカード、②任意の枚数の墓地のカードを墓地からどかして~(デッキ、除外など)のカード辺りを使うことで、墓地のボトムのカードをなるべく混乱させるようにしています。




で、これ何の意味があんの?って思われますが、オフ会などで結構デュエルしてると、お互いが接戦になってカード1枚1枚の引きや墓地や場などの公開情報が重要になってきて、墓地に〇〇が見えてるからこっちをブラフに使わせて~みたいな心理戦が少なからず発生するわけですよ。





そこでクイズとかいう公開情報を一時的に制限するカードをチラつかせることによって、相手が必要以上に墓地に注意したりし、場や手札枚数その他(相手の顔色、除外ゾーンに貯まったカードなど)に対して注意力散漫になるのでは?と考えたわけですよ。





その上使われるかわからないカードを不意打ちで一度使った場合、それ以降無駄に墓地のチェックなど(具体的に何のカードがボトムに行ったか、まだ墓地から何かしてかき乱すカードが存在するかなど)で必要以上に墓地情報を確認することによって、相手の情報アドバンテージを必要以上に一か所に集中させられるかな~~~???という甘い見通しをコンセプトにデッキを一度組んでみたいと思いました(相手が瞬間記憶能力者だった場合デッキからして負けです、諦めてください)




そのため、Exのカード及びメインに不自然に転がってる混黒など、蘇生して強めなモンスターを大目に占めているわけです…、いやホントクイズ引けないとこいつオフ会にいる地雷野郎かなってなるんすわ(動画みたいな)




特に簡易融合で簡単に出る割には、除去してシンクロかエクシーズ、融合、リンク辺りのどっかで処分されちゃうサウサク君なんかを不意打ちで場に出しておくと、予め置いておく障害として相手がカウントしてくれる(と信じたい)ので、墓地でスタンバイさせたゼラ天&シラユキ、手札に温存している春うららなど別の方面からの奇襲から目を逸らさせやすいいい的になります。




ここから先は各個カードの紹介になりつつ、根底にはほぼクイズに関わってきます。なんでこいつ入ってんの?ってカードだけざっと紹介していこうかと。




まずは不知火系統から




一応相手が瞬間記憶能力者もしくは墓地閲覧に躍起になってる方用に、不知火シリーズ&ゼラの天使など、除外されても蘇生されてもそれなりにパワーを発揮するカードを混ぜています。




心理誘導した挙句にボトムの影者を蘇生させるか除外して宮司や妖刀辺りを帰還させてブンブンさせたりも自由ですなどと変な方向に嫌がらせすることも出来たりするんです。影者なんて初動中の初動カードですし。




ファーニマル連中は墓地を嵩ませる役割や手札にいると邪魔でコストとして切っておきたい連中(サイレントブーツやダンディ、シラユキなど)を切ってトップを実質墓地肥やし、もし当たれば混黒や影者辺りをちょろっと出しておきます()




ファーニマルベア、手札コスト、トップ墓地によって既に3枚肥えるわけであって、手札コストが真ん中に挟まる辺りでクイズの時にほとんど印象に残らないカードだとサラっと蘇生出来たりするんですはい。ファーニマルベアはウィングと共に除外したり、フリチェ墓地どかしカードでどさくさに紛れてどかしておきます(瓶、シラユキ、恐撃辺り)




後こういうデッキなので、手札消費も激しいので2ドロー1サーチの往年のコンボによってクイズその他を引き込む術として利用できるため、ファーニマル連中は最後の後付で入った割にはエンジンになってくれてます。




続いて植物連中……は実は過去のチューンの残滓ですね、当初は捕食植物が入っており、キンジー+闇でキメラフレシア出して、簡易融合までアクセスしていましたが、ご覧のとおり闇属性が思ったよりも入らなかったため腐る場面が多く、抜いたものの、初期の植物出張組は古神クトゥグアを出しやすいパーツとしてカウントしているため、そのまま継続して入れてある訳です。
一応嘘でも墓地を移動できる存在でもありますし(ダンディ以外)




ロンファ2積みの理由は、後に説明しますが火遁封印式というカードで任意タイミングで墓地から切り離せるカード+その後大欲の壺、アマテラスでデッキに装填or帰還出来るカードとして優秀なカードであったため採用しています。




3枚だと体感影者と初動として被ってしまうため、中盤で余った召喚権で出すカード、もしくは影者引けなかったときの墓地肥やし要員として利用しています。




ここでアマテラス・火遁封印式のワードが出たため、春うららの説明も一応。クイズの項目でも話しましたが、相手が普段気にするバックの数・場の制圧モンスターの処理と共に手札枚数も注意すべき範囲の1つですが、クイズや火遁封印式などの墓地にまつわるキーワードを多少忍ばせているデッキのため、どこか1か所は少なからずおろそかになることを前提に組んでいるため、展開数でこちらの盤面を上回ろうとしてきた場合に抑止力として、不意打ちとしても必要以上に響かせるカードとして1枚採用しています。




そして一度墓地に行き、火遁封印式経由でアマテラスの相手ターン効果で手札に握っておくことで、火遁アマテラスうららという墓地肥やしに対して大変過敏なくらいの軽い嫌がらせにもってこいな盤面を仕上げることが出来ます。




ユニゾンビを何度も蘇生させて、馬・不知火辺りが尽きてしまったらこれをサラっと落としてシラユキや恐撃で除外→ユニゾンビ、シラユキ、4何かでアマテラス作れたりもざらなので狙おうと思えば結構いけます。




単純に簡易サウサクした後にこいつ出してクトゥグア・虹光辺りを初動で出してもまぁ悪くないかなと。




同じくこのデッキに置いて当たり・外れどちらも必須のアドバンテージに繋げられるデビルコメディアンについても軽く説明を。




昨今初動でもガンガン回る9期エンジンカテゴリによって墓地が5~10枚以上肥えることなどそう難しい話でもなく、そういうデッキに対して枚数という点でこちらも恩恵に預かりたい場合、大火葬か隣の芝刈りのどちらかが不意打ちで訪れる……楽しいでしょ?()




相手の墓地全部吹っ飛ばせば相手のデッキコンセプトを崩壊させないにしても、そこそこ痛手になるデッキが多いと思われ、そういった墓地除外をそのまま勝ち筋に繋げられるゼラ天とも当然相性がいい訳です。




また、逆に相手ターン中に外れを引いちゃえば5枚以上落ちるなら針虫の巣窟にも芝刈りにも出来ない不意のシラユキの領域に突入出来たり、10枚以上で何が落ちたか情報過多に陥れることでメイン開始のクイズによって相手に何が出るかわからない不安をちらつかせることも出来ます。





後のカードは基本このデッキの肉付けのためのカードがほとんどで、墓地をかき混ぜる意味以外でのカード説明だとアレイスターは相手の墓地除外→ゼラ天強化、メルカバーカリギュラなどお手軽制圧クリ―チャーからプルガトリオとかいう狂犬脳筋モンスターを動員することが出来、クイズで奇襲して強い1枚だからという理由で突っ込んでます。




星邪の神喰は、クイズと合わせることで力を発揮し、相手に3積みできるカードを死者蘇生として扱わせるか、愚かな埋葬として扱わせるかを選ばせることが出来ます。無論前者後者ともに相手次第、墓地次第なところはありますが、それを加味しても口三味線を発揮し思い思いに誘導尋問させるのはオフならではの楽しみなのかもしれません。









多くのカード採用理由の端々に嫌がらせだなんのと書いてますが、極論を言えば相手と対話するデッキというやつを作ってみたくて、心理戦に誘導するには情報として散りばめてあるカード中から相手のやりたいこと、何を考えているかを探るゲームってやつをしたくてクイズを元に、勝率、成功率を高めることを目標になんとか組み上げてきました。




相手が何を考えてるかこのデッキで掴み取れるかは怪しいです。僕はプレイ中十中八九なんも考えてません、ほとんど相手の出方次第で狼狽えたりほくそ笑んだりしてるだけです()




動画では限りある撮影時間の影響もあってあれ以上いい試合は出来なかったのですが、先日参加したAAオフでは一番多くこのデッキを扱い、クイズやデビルコメディアンなど、全てを場の空気に任せて打った一手が原因で勝ったり、逆にこちらの戦術以上に相手のデッキが力を発揮し負けることなんかもあり、1戦1戦を楽しめるデッキとして成功だったなと思いました。




長くなりましたが、ちょっと毛色の違う名もなきデッキについての紹介でした。それではまた。