バッファロ LinkStationのデータ復旧作業 | ホットスタッフサポート部

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こんにちは、ホットスタッフ浜松店 です。

浜松市は先週から猛暑(!)です。かなり暑い日が続いておりそのためか「パソコンが止まった」「パソコンが起動しない」などのお問い合わせが多く寄せられています。

その場合ですが「慌てず何回も再起動(この場合はパソコンが起動しないので電源強制終了→再度チャレンジですね)をする方が多いですが



最悪の場合この行為でデータ飛んじゃいますので危険です!



何かの問題を抱えているために上記の状態になっているのですから...特に朝一で電源が入らない場合は要注意です
。決して「なんとかなるだろう・・・」って安易に再起動しないことをオススメしますよ!

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さて、今回は皆さんもよく利用されている「baffalo LinkStation(バッファロ リンクステーション)のデータ復旧の修理報告をしたいと思います。

ご存じの方も多いと思いますが「ネットワーク型外付けハードディスク(通称NAS)」です。ファイルサーバなどを用意しなくても複数のパソコンでデータ共有できるスグレモノです、しかも安い!ただし、思わぬ落とし穴もあります。

このLinkStationですがLinux(リナックス)といってフリーのソフトを改造して利用しています。Windowsではありませんので利点としては「その分低価格で購入できる」「電源を長期間つけっぱなしでもフリーズしない」などがあります。
通常に利用出来ている場合は良いのですが一端認識しない、電源が入らないなどのトラブルにかかった場合ディスクをケースから外して直接パソコンに取り付けても認識しません(マイコンピュータからは見えません)。

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データ復旧作業はホットスタッフの「データレスキューサービス」ににお任せ下さい。
多くの実績をもっている専門店ですので安心!詳しくはこちらを参照下さい

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【LinkStationが壊れてしまった場合のデータ復旧方法(一例です)】

①電源ユニットは代々壊れやすいです。冷却ファンなども回らなくなることが多いので何か異変を感じたらまだ動作できる時にデータをバックアップしてください。

②もし電源ユニットなどが壊れて電気が入らなくなってしまった場合、一番いいのがメーカー修理に出す方法ですが保証期間が過ぎている場合「「まじかよ!」って言うぐらい高額な修理費用がかかるのとデータを預ける必要があり安心できません。

③ご自身の責任下でデータ復旧される場合はまずLinkStationtと同じ種類&バージョンのLinuxマシンを用意します。

④フォーマット状態も併せて確認し「マウント」します。

⑤マウントできたらLinux上でハードディスクとして認識しますのでWindowsで認識出来るフォーマット形式にした外付けハードディスクにコピーします。

というような手順で復旧作業ができます。

「③」のバージョン照合はLinkStationの場合、相当苦労すると思います。同型番でもバージョンが違っていたりOSが違っていたり普通にします。もちろんメーカーに問い合わせしても教えてもらえません(多分はっきりとわからないんだと思います)。

今回のデータ復旧作業については500GBと容量も多かったので丸2日ほどかかりましたがほぼ100%復旧できました。

技術スタッフに聞いたところ「今回の作業で歴代の商品にも通用するクセを見つけたのでドンドンこの手の依頼を請けてきてくださいね」と自信満々に言っていました。

まぁ、データが壊れなければ良いに越したことはないのは間違いないのでバックアップをしっかりとっておく習慣をつけることが一番ですね!!!