バトンタッチブログより


昨日、保健所の誘導の元、48匹多頭飼育崩壊現場へ、バトンタッチの若手メンバーRENさんと共に、向かいました。そこは山沿いの、まだ雪の残る住宅地にありました。

玄関を開けると、多数の犬達が出迎えてくれました。
想像していた通り、糞尿の臭いが鼻を突きましたが、冬なのにこの臭いで済んでいるでしょうが、夏場は、想像を絶する状況かと思われます。

家の中だけで飼育されているため、二階もどこも出入り自由のようで、いたるところに尿やウンチが踏み固められていました。





台所もありましたが、ウンチが落ちていて足の踏み場などありません。








大きい子から小さい子まで、同じ中に居るので、成長の遅れているような子犬が可哀想で、できるだけ小さい子犬達を連れてくることにしました。

飼い主の話ですと、オス犬同士の喧嘩もあり、この犬は、耳をかじられたなどと、話してました。

オスとメスを分けないと、また生まれますよと話したら、何も悪びれることなく、この子も妊娠していると、1歳の雌犬を指差していました。

今まで、犬は誰にも渡さないと言っていたため、保健所などは、入れなかったらしいのですが、2ヶ月前に子犬が産まれて、やっと、このままではどうしようもないと思ったのでしょうか・・・
子犬なら渡すということで、バトンタッチが介入することになりました。

大きな救いは、どの犬も人間を信じていることです。初めて行った私達に、吠えるものの、威嚇も無く、手を伸ばせば、普通に触らせてくれました。飼い主は犬の名前を呼んでいる様子から、名前を付けて虐待などせずに、みんなに愛情をかけていることが伺われました。

子犬達も、集団の中で育っていたせいか、社会性が、しっかり身についている様子で、とても良い性格の子犬たちばかりです。


生まれて初めて車に乗ったせいか、車酔いがひどかった!!

げろまみれ・・・ウンチオシッコごちゃごちゃ・・・

夜に自宅について、汚れたものだけ取り替え、今日の朝、シャンプーしました。タマタマ鹿島台支部長の母ちゃんが立ち寄ってくれたので、順番にシャンプーをする子犬を運ぶバトンタッチの役割をしていただき助かりました。


子犬たちの紹介をします。
この子達は女の子
柴っぽい子1匹、ビーグルみたいな同じような子2匹








男の子は、4匹で、合計7匹の子犬を連れて来ることが出来ました。以前より子犬が欲しいとアンケートを入力送信していた抱いていた方々に声を掛けています。続々と見に来るお約束が付いています。










子犬たちは、大きな成犬と一緒に暮らしていたので、揉まれているせいか、とても社会性が育っています。

この子達が、里親さんが決まれば、残っている14匹の子犬たちも、年内に連れてきたいと考えています。


皆様のご協力を、どうかどうか!お願いいたします。

この子達には、罪はありません。一日も早く幸せにしてあげたいですね~







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子犬達の受け入れに、手を挙げて頂いた浜松の「タバサのお家」のタバサ様には大変お世話になり、心より感謝致します。


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