金子塾の模試コース！
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昨年の本試験の帰りの電車の中で，座標値が出せなかった自分が情けなくなり涙を流したという三重在住のＫさん。
奥様と二人の御嬢さんの応援を背に頑張るパパさん。三重のＫパパだ。
彼から，本試験終了後にメールをいただいたとき，私も，そうだったなあと懐かしい光景が蘇り，私のほほにも涙が流れた。
彼の気持ちがわかるような気がした。
平成２年の夏，司法書士の二回目の受験は故郷の広島で。
自信を持っていた民法。
模試の結果は毎回択一２３問中２０問近く正解。最低でも１９問正解の得意科目。
しかし，本番では１４問しか正解できなかった。
秋，一縷の望みを抱きつつ，筆記試験の合格発表を見に帰省した。
掲示板に貼られたＢ５版の一枚の紙。
合格者の番号は２０個もなかったと思う。
自分の番号はやはりなかった。
大学三年の春から勉強を始め，大学四年で一回目の受験に失敗。
就職は引く手あまたの売り手市場。
チョッと就活すればいいところに就職できるのにと言われた時代だが，アルバイトした金は全て司法書士の予備校代に注ぎ込んでいたので，司法書士を諦めきれず，就職活動はせずに，受験を継続。
大学卒業後は，秋葉原で電気屋の販売員のアルバイトをしながら，月に２０日勤務。生活費と学費を稼ぎながら，休みの日は勉強の毎日だった。
就職もせずに，合格できる保障はどこにもない資格試験の勉強をする自分を見て，両親は，何のために一浪させて東京の私立大学に行かせたのかと思っていたことだろう。
筆記試験の結果を見て，がっかりと肩を落として帰宅した自分をどんな思いで見ていたのか。
翌日の午後，東京へ戻る自分を父が近くの駅まで送ってくれた。
何か言いたそうな父。
「もう勉強はやめて，今からでも遅くないからどこかに就職しろ。」と，今にも言いだしそうな雰囲気だったが・・・。
車を降りるときに言われたのは「頑張れよ。」の一言だった。
電車に乗り，父の一言を思い出す。
車窓から見える瀬戸内の海がかすんで見えた。
試験に落ちた悔しさと両親への申し訳ない気持ちが涙になった。
三重のＫパパ。
悔し涙をうれし涙に。
昨年は，ニコラスこと茨城のＫパパ，宮城のＫパパと二人のＫパパが合格した。
金子塾のＫパパの合格リレー。
バトンは三重のＫパパに引き継がれた。
生クラスの東京のＫパパにもだ。
通信生神奈川のＫさんもパパなのだろうか？
是非，合格を。
東京のＫパパは合格コースで頑張っている。
三重のＫパパは模試コースで頑張ろう。
模試コース開講直前，先ほど三重のＫパパから意気込み宣言と言っていいメールが届いた。
体調を崩した時以外は，毎日最低書式2問は解いてきました。
また、並行して択一クリアーテキストの読込み 先程第一回の試験範囲の読込み一回目をようやく終わりました。
喉から手が出るほど欲しかったこのテキスト
先生の情熱を感じました。
ありがとうございます！
まだまだ、これからが本当の戦いですが
これからもよろしくお願いします。
彼をはじめ受講生の期待に応えねば。
パパになれなかったＫですが，頑張ります。
平成２９年合格を目指す金子塾のリトライ生（中上級者）向け模試
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