直前的中模試第3回コメント | 土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

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第3回のコメント


◆択一について

今回は出題頻度の高い論点を揃えた。15問以上正解の者は合格レベルにある,自信を持て。10問以上正解の者は自分を信じて,しっかり復習すれば,本試験までには16問取れる力はつく。大丈夫。9問以下の者は,以下の問題を優先して復習しよう。他は捨てよう。

・第1問から第7問,第10問,第13問,第16問から第20問。

なお,全員,余力が無ければ,第14問の345は復習しなくてもよい。

お詫び;申し訳ございません。解説冊子P6の第4問3の解説と4の解説が逆になっております。3 誤4 誤に,4 誤3 誤に訂正して下さい。




◆土地の書式について

・T2,E,Qは50分以内に算出しておくように。できなければ合格の可能性は低くなる座標値の算出。前者は過去問の論点(受験生であればできて当然)。後者は第1回でも出した方法で解ける。


・登記の目的の判断。重要なのは下記の二つ

①土地の個数が増減する分合筆の登記はできないという知識

②問3の問題文の記述から,二件の申請でやるときは分合筆を申請しない条件を確認する読解力。二件の申請で,一件目に分合筆を選択した者が何人かいたが,問題文をよく読めば,判断ミスは回避できるはずだ。

・全員に言いたいことだが,問題文及びその下の(注)はよく読んで解答しているか?(注)6の指示を読んでいない者がほとんどのようだ。基準点の表現。全然指示を読んでいない。「△202」は指示に従った解答ではない。基準点の名称を付せと書いてある。

・申請書の表現。「添付書類」と冠記しない者は点数無し。登録免許税の解答は「金1,000円」ではなく「登録免許税 金1,000円」と書くのに。何故だ。下記の表現で,点数がもらえると思えるのか?


本人確認情報 資格者証明情報 印鑑証明書 代理権限証書←何の記載か,採点者にはわからない

不通知←何の記載か,採点者にはわからない

金1,000円←何の記載か,採点者にはわからない



・不通知希望を書いている者が何人かいる。そんな希望,どこに書いてある?「甲地,乙地及び丙地の所有権の移転登記について,吉田俊彦は,当該登記の申請に際し,登記識別情報については,通知を希望しない旨を申し出ている。」の記述か。よく読めよ。何の説明だ。現在の登記記録に示されている所有権の登記についての説明だろう。




◆建物の書式について

第1欄をちゃんと書けた者はいない。

・一部共用部分がある場合の敷地権の割合の計算ができた者は一人だけ。

だから,上記の2つは捨てていい。それ以外を50分で満点取れるようにしておくこと。建物図面の形状ミスなどあったが,許されるものではない。図面を満点とれていない者は得点上位者であっても危機感を持て。名前が載った上位11人の中に配置距離を記載していない者がいる。図面は書き上げたら終わりではないぞ!図面の記録事項にモレが無いか必ずチェックしろ


以上。


※第4回の成績は8月1日土曜日に発表します。

※講義CDは8月3日月曜日に発送します。

予定より作業が遅れ,申し訳ございません。


金子