1月2日，3日，東京箱根間往復大学駅伝。
毎年恒例ですね。
我が母校中央大学も毎年出場しています。
今年はアンカーが大ブレーキで，２０校中１９位に終わってしまいましたが，私はアンカーの走る姿にとても感動しました。
膝の故障で大ブレーキ，シード権目前で８位から１９位へ転落した母校。
反省すべき点は多々あると思いますが，それはアンカーほか選手及び関係者が一番感じていること。私がとやかくいうことではありません。
素晴らしかったと賛辞を贈るのは，彼らに失礼なのかもしれませんが，私はアンカーの走りは立派なものだったと思います。
途中棄権せずに，痛みに耐えながら最後まで走り切った姿は何ものにもかえがたいものだと思います。
他の九人のランナーが運んできた襷。その襷には色んな思いが込められています。
棄権しなかったアンカーは何を思いながら走り続けたのか。
自分だけのことを考えれば棄権してもいいはずです。仲間との絆，先輩から承継し，後輩へ受け継いでほしい名門駅伝部の伝統，そういったものが彼の走りを支えたのではないでしょうか。
痛みに耐え，歯を食いしばりながらゴールできたのは，毎日積み重ねた厳しい練習の成果だと思います。
そういう意味で彼の走りには拍手をおくりたいと思います。
土地家屋調査士受験も同じです。
試験会場でどんなアクシデントが待っているかわかりません。
試験当日に３８度の熱を出しながら合格した受講生。
エアコンが故障した部屋で汗だくになって答案を作成し合格した受講生。
狭い机や傾斜した机で答案を作成し合格した受講生。
アクシデントに心が折れることなく頑張った受講生達。中大のアンカーを見ていると，そんな彼らの姿が想像できました。
アクシデントにみまわれても自分の力を出し切る姿。是非，見習ってほしいものです。
受講生の皆様，年が明けました。決戦の夏はあっという間にやってきます。
一日，一日を無駄にせず，合格に向けて頑張ってほしいと思います。
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