昨日、茂原の関東天然瓦斯開発を訪問した。

千葉県中央から東京都東部にかけての地層に、水溶性天然ガスが大量に埋蔵されている。

その天然ガスを、掘り出してガス会社に供給しているのが関東天然瓦斯開発㈱だ。

井戸の数は200あり、そこからくみ上げる「カン水」(太古の海水)に、大量のメタンガスとヨードが含まれている。


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非常にシンプルな井戸があり、サブステーションから集められたカン水は、ステーションでガス化される。

そのメタンガス99%なので、成分調整は必要なく、臭みの添加だけという地球の恵だ。

地元の「大多喜ガス」と千葉県東部の「京葉ガス」に供給されている。

私も使っているのだ。ニコニコ

そして、ヨウ素は先人たちの様々な研究努力で抽出されて、千葉県だけで世界シェア30%以上だ。

ウガイ薬、レントゲン造影剤、液晶パネル原料などとなる。

ただ、地下水の汲み上げなので地盤沈下の問題があり、生産量に限りがある。



上の左の写真は、カン水を戻す井戸だ。          ガス井戸は鉱山の範疇になるって始めて知った。

茂原から大多喜へ行く道路沿いに3箇所井戸を発見した。

200箇所井戸を持っているというから、地元では身近なものなのだろう。

でも、もう少し小学校で教えて欲しいな。