“合理的判断”習得理論1 | 無気力無関心(仮)

“合理的判断”習得理論1

それでは今回は 、『麻雀における合理的判断』に関するコツを紹介したいと思います。



初心者の方が摸打選択に時間が掛かるのは、『何をやっていいのか分からない』ということが原因であると思われます。


また、それが早くなったとしても、『誤った固定観念に支配されている』というのでは、以降の成長は望めません。


ですので、『合理的判断の仕方』や『自らの判断基準の適切な作り方』について書いていきたいと思います


ちなみに、指導者がいる場合の方が効果が上がりますので、その指導法についても書きます。



それでは始めますが、これに関しては全て実戦中であることを前提としています。

(対人間・対コンピュータ、雀荘・ネットなどは問いません)




(1-1)攻めとオリを極端に分ける


まず、基本的には『攻める』ということになります。


それも中途半端な攻めでなく、『アガリのみを目標とした攻め』です。


(自分が思う)最も攻撃的な打牌を選択して、安全牌を残す必要もありません。


逆に、どうしても攻めたくないのであれば、『完全にベタオリ』して下さい。


その中間は必要ありません。


その判断基準は『迷ったら攻める』『分からなかったら攻める』ということで、とにかく攻めでかまいません。


指導者がいる場合は、(手牌レベルでの)『効率的な攻め』と『安全な守備』をアドバイスしてもよい。



(1-2)打牌選択の前に『攻め』か『オリ』かをはっきりさせる


実力にかかわらず打牌選択が遅いというのは、『判断の手順が誤っている』という場合がほとんどです。


これは『切る牌は決まっているのに、攻め・オリが判断ができていない』ので、思考がループしてしまっているのです。


ですので、ツモ牌を取って手牌が14枚になった時点で、『打牌選択の前に、攻め・オリを先に決定』して下さい。


その判断基準は(1-1)の通りで、中途半端は必要ありません。


指導者がいる場合は、『迷ったら攻める』『分からなかったら攻める』(イヤならベタオリ)を徹底させる。




まず第一段階としてはここまでです。


狙いとしては、以下の通りです。


・『余計な情報』『余計な判断』を排除する。

・基本技術である『牌理』と『ベタオリ』を身につける。

・『正しい判断の手順』を身につける。

・初心者の場合はこれだけでかなり勝率が上がる。


※『牌理』:(広い意味で)麻雀牌の組み合わせに関する理論