日本が2010年の世界バレーで大きく躍動したのも、山口のこの複雑で多彩なコンビネーションの影響は大きかったです。
素晴らしい方が編集されて、日本人が好きだと思われるコンビ攻撃をまとめている動画を紹介します。
懐かしいですね。この2010年WGP初戦のイタリア戦。ブラジルで行われて、まさかこんなに強くなってるとは???と衝撃を受けた試合でした。特に山口選手のダブルブロード、ダブルクイック、時間差と驚きましたし、ワクワクしたのを強く覚えています。
でも2010年まではギリギリ通用していたけど、やはり176㎝でパワーがない攻撃は相手の研究されたリードブロックではどうしようもないのか?というより2011年以降のMBの動きが山口を生かし切れてない感じがしますね。
ただし、世界のOPを見ても190㎝後半の選手がほとんど。世界から20㎝程度低く、ハイセット攻撃もしない、BSもない日本のOPは異例中の異例。逆に言うとMBが生きないと山口は生かされないようなMB3人目という起用の仕方。結構厳しいOP起用だったかと思います。
日本は世界とは非常識のものを出していかないと、勝てない。通常のOPタイプだったら、成功しなかったかもしれません。。。
2013年始動が5月だと思いますので。実質3年3か月で、新たなOPをどう育てるか?やはり2013年、2014年までにしっかりとした土台をつくりたいですね。
2010年のように江畑、迫田など、自分からすれば予想外に成長した選手がでてくることを祈ります。Vプレミアはあまり詳しくはないので、お勧めの方がいたら教えてください。
http://ameblo.jp/zooblog/entry-11119878448.html
※2011年12月時点の年齢です
期待するのは、上記のサウスポーの3人くらいですかね。Vプレミアの選手をあまり知らないので、今リーグはしっかり見ないといけないですね。しっかりとアピールして結果を残してほしいです。
でもこの3人はレセプションをほどんどしないんだよな。それが問題。江畑、迫田がレセプションを徹底的に学び、WS2人でレセプションを組んだ方が、日本としては安定すると思いますね。
OPとWSだと2人共に前衛の場合があり、特にロンドンオリンピックのイタリア戦(アリゲッティのサーブ)であったように、S1ローテの攻撃的(新鍋レフト、木村ライト)には非常に苦しくなります。
狩野舞子が2009年レベルのBSと攻撃力があれば、全く問題なく即スタメンなんだけど。何とか復活してほしいと願うばかりです。やはり大型選手でディフェンスもできる狩野舞子の復活がキーになるのかな。そう考えると今シーズンは日本でやって、高速コンビを習得した方がいいと思いますけどね。
ライト攻撃に決定力があるだけで、トルコのネスリハンやブラジルのシェイラ、アメリカのフッカー、ロシアのガモワなど本当にチーム力が150%アップするくらい大事なポイジション。特にWS依存の日本にとっては不可欠で成長してほしいところです。本当に今後のOPには注目です。