今日は小雨の中、ポスターをはがしていました。
ポスターに張り付けていた両面テープが夏の暑さで溶けていてしまい、ホームセンターでテープボンドを溶かすスプレーを買ってふき取っていました。せっかく貸していただいたお宅の壁。汚く汚すわけにはいきません。
張り付いたノリの部分を溶かして拭いていると、通りすがりの女性が声をかけてくれました。
「選挙に出られていた方ですよね?」
「はい、そうです」
「あの…ネットで見たんですけれど、透析患者を殺せなんて言ってるんですか?私の母が透析をしていたんです…」
とても素敵な方で、その方はネット上の悪質な嫌がらせを真に受けてらっしゃる様子でした。
声をかけていただけたのは本当に有り難い話です。
私の話を丁寧に聞いてくださいました。
・それらは悪意を持った嫌がらせであること。
・そもそも「透析患者さんに対しては書いていない」と断り書きもあること。
・だが、乱暴な表現が過ぎたこと。
・「殺せ」は人目を引くためにタイトルにつけたものの、さすがにやりすぎであったこと。
・もちろん、そんな趣旨はなく「そんな意味では全然ないこと」は文中でも説明していること。
・透析にまつわるブログは何話もあり、その一部を悪意を持って切り取られていること。
「全部、初めて知りました」
と驚かれていました。
それはそうですね。ネットでは必死な拡散が行われていましたからね。
「何とかならなかったんですか?あれがなければ当選もしていたんじゃないですか?」
と言われましたが、僕はそう思いません。
僕は明らかに選挙に対しては準備不足。努力不足。知識不足でした。
落選によってたくさんの学びを得ました。僕は今はそれでよかったと思っています。
選挙中からずっとそうでした。
「おい、お前!透析患者に死ねと言ってるらしいな!」
何度も暴言を吐かれました。
そういう方にお聞きしました。
「お尋ねしますが、僕のブログ、本文を読まれましたか?」
結果、誰一人読んでいませんでした。
ネット記事しか読んでいませんでした。
もしくは魚拓で回されている1話を読んでいる方はまだましな方でしたが、それでも1話しか読んでいませんでした。
「うるせぇ!共産党がちゃんとそう言ってるぞ!」
と怒鳴られたときはさすがに怒鳴り返してしまいましたが、まぁそんなものです。
文句、言いたいだけなんだろうなぁと思います。
僕に直接話しかけてくださる方は、本当に親切な方ですよね。
人から聞いた話をそのまま信じ、
ネットで切り取られた言葉でそのまま怒り、
ちゃんと公開されている僕のブログなんて、読もうともしない。
怒るだけ。
罵るだけ。
こうやって日本人は政府から
「あいつらは鬼畜米英だ」
「だから戦争していいんだ!殺していいんだ!」
と言われた言葉をそのまま信じ込んだのでしょうね。
そして戦争を始めたのでしょう。
改めてでですが、僕のコラムです。
リンク、貼っておきます。
全文読んでみてください。
ネット情報、本当ですか?
切り取られていませんか?
僕が言いたかったことは、ネットに書かれている内容でしょうか?
①http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48438528.html
②http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48479701.html
③http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48487334.html
④http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48497760.html
⑤http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48511272.html
僕は何度も言いますが、これらのコラムは言葉はきついですが内容は絶対の自信を持っています。
どうせ5年後、僕が言わなくても多くの日本人は言葉をオブラートに包みながら同じ内容を議論しています。
ただ言葉が汚すぎました。
ブログのPV数にも中毒気味になっていましたしね。
なので責任を取りました。
仕事を全部降りて、収入をゼロにして責任を取りました。
その上でさらに四の五の言われるほどのことまでしたとは断じて思っていません。
なので僕はもう詫びませんし、卑屈になる気はありません。
前をしっかりと向いて、文句しか言えない人間たちも含めて、みんなのために働きます。
今日、稲毛区で声をかけてくださった方、本当にありがとうございました。
これからも頑張ります!