11月13日(月)
術後の経過も良好で、
左胸から出ている管に排出される
組織液や血液も少しずつ減り、
このまま順調にいけば
翌日に退院できることになりました
この日は、手術が無事に終了したことや
術後の経過も良好なことを
会社の上司に伝えるために電話しました
私は営業の仕事をしているのですが、
11月は営業的にとても大事な月にもかかわらず
穴を開けてしまい、私の代わりに
先輩と上司が営業回りをしてくれていることを
すごく申し訳なく感じていました。
でも、電話口で上司は私の手術が無事に終わったことを自分のことのように喜んでくれ、
「心配してたから安心した。本当に良かった」
と言ってくれました。
「仕事のことも何も心配しなくていいから
とりあえず体調を第一に」ということと、
まだオフレコだけど…と言いながら
「部長やその上の統括部長が、
貴方がこれからも治療しながら働けるように
1番近くの営業所に転勤できるように
動いてくれてるんよ。
おそらく1月付けで転勤になると思うから
安心して療養して！
ご家族もその方がいいやろうし。」
と言ってくれました。
その言葉を聞いて、涙が
乳がんになってから、医師や看護師さんからも
「仕事は絶対辞めちゃダメだよ！
この病気は全然働けるからね！」
と言われていましたが、
もともと九州に配属されそこで働いていた上に
こんなに休んでしまって迷惑をかけてるので
実際、仕事を続けるのは難しいだろうなと
思っていました。
上司やその上の方達までもが
私を応援してくれ転勤を考慮してくれたので
仕事を続けたいと思ったし、
絶対に元気になって復帰して
会社に恩返しをしたいと思いました
ガンの薬も扱っている会社なので、
乳がんを経験した私が会社にいることで
少しでも多くの患者さんの役に立てればいいなと考えています。
「早く元気になって仕事に復帰すること」が
私の直近の目標になりました
