2001年9月11日にアメリカ合衆国内で発生した同時多発テロから今日でちょうど18年です。
文化の違い、考え方の違い、価値観の違い、そして互いの正義の違い。
「自分は間違っていない」
「自分は正義だ」
こんなふうにどちらが正しいかを主張しあうと、そこに必ず“争い”が生まれます。
ある国にとっての正義は、ある国にとっては侵略となるし、誰かが正義の名の下に誰かを殺害すれば、その愛する誰かを殺された者がまた誰かを殺す側に立つ。
そして正義の名の元に戦争が始まり、憎しみの連鎖が止まらなくなる。
「争い」は正義のぶつけ合いから生まれる。
人は「自分が正しい」という思いが強くなればなる程、自分の中の攻撃性が見えなくなるものです。
「自分は正義だから!」という思いに囚われると、相手に気持ちに対しても無慈悲になる。
だから「自分は正義の側にいる」と思った時こそ冷静になって、違った角度から物事を見てみる事が大切ですね。
誰にだってそれぞれの正義があるけど、その正義が間違う時だってあるのだから。
完ぺきな人間なんてどこにもいません。
だからもし誰かを攻撃してしまいそうな時は、「自分だって完ぺきではない」という気持ちを忘れずに「正義に固執しない」ようにしたいと僕も思います。
自分を含め、人は誰だって完ぺきじゃないと知っていれば、良いとか悪いとかだけで他人を裁いたりもしないはずだから。
互いの正しさをぶつけ合って争うのではなく、互いの「楽しい」の違いを認めながら、
自分が楽しいと思う生き方をしていきたいですね。