今まで何度かフランスのことについて書いてきましたが、今回はフランス人との国際恋愛について書きたいと思います。

 

国際恋愛、といっても色々な型があると思うのですが、私たちの場合は日本に住んでいるフランス人の彼と日本人の私のカップルです。

彼は仕事が日本ですので、ありがたいことに日本での滞在期間を気にしたり遠距離恋愛を経験しなくても関係が築けています。

そして私が彼より 3 歳年上、出会って約 5 ヶ月後から付き合い始め、付き合って 2 年 5 ヶ月で婚約しました。

 

そんな私たちですが、付き合う前のときは「日本の告白文化」を教えたら不思議がられていた時期もありました。

フランス人ってどうやって付き合うの?デートとかどうするの?

といった国際恋愛あるあるの体験談を綴っていきたいと思います。

 

 

私たちが付き合い始める前、日本人カップルがどうやって付き合い始めるのか、という会話になったことがあります。

そこで、「好きです」とか「付き合ってください」っていう告白から始まるよ、って教えたら、「幼稚園生みたい」って驚かれました。

フランスでは、そういう告白は幼稚園生しかしないようです笑

 

フランスでは一緒に出かけるようになって、段々親密になり定期的に会うのがその相手だけ、みたいな共通認識になったら「付き合おう」とか特に言わずにカップルになるそうです。

 

いつでも一緒にいるようになったり、休日は必ず二人で過ごす、という関係ですね。

ちなみに、フランス語には「デート」という単語すらありません。「デートする」という文化自体ないんですね。

無理して「デート」という意味になりそうな単語を探ると、大体「ミーティング」とか文字通り「一緒に出かける」という言い方しかないようです。デートが ”ミーティング” って、、、味気ない。。

 

最近は英語が入ってきて「デート」という言葉も使われるようになってきたようですが、もともとは「デート」はせずにだた一緒に出かける、というのが共通認識だったようです。

 

あとまだ特定の人と付き合う前に試しに何人かと"デート"を重ねる、という文化が日本やアメリカにはあるかと思いますが、フランスでは一応ある人と出かけるようになったらその人だけに絞るようです。

 

夜から朝まで一緒に過ごすようになったら、お互いもう既に「カップル」という認識でいるので「私たち付き合ってる?」という会話もあまりしないようです。

 

 

ちなみにアメリカ人の場合は、皆が恐れる笑「The Talk」というのがあります。

やっぱりアメリカでも「付き合ってください」という告白は殆ど行われないので、女子が混乱することもあるんですね。

アメリカのドラマでも、告白とかなしにいきなり誰かと誰かが付き合い始めるの見たことありませんか?

 

The Talk とは、あやふやな関係の時期に主に女子から男性側に聞く、「それで、私たちって付き合ってるの?」という内容の話し合いのことです。みんなやっぱり聞くのが恐い笑!これで聞いたら最後、「いや、タダの友達でしょ」って言われるのが一番恐いから「The Talk」を切り出せない、という話もよく聞きます。

アメリカの恋愛相談サイトのようなのを見ていると、よく「いつ The Talk を切り出すか」とか「The Talk のベストタイミングはいつか」などのアドバイスがいくつも見つかります。恐いですねー笑

ちなみに、週末のリラックスした時間帯に切り出すのが一番いいらしいですよ。

 

 

そんなフランス人彼とのカップルの私たちですが、例に漏れず「付き合ってください」的なものは一切なかったです。

だからお互い付き合ってるのは明白でも、第3者との会話で私のことを「my girlfriend」って紹介してくれると、とっても嬉しかったのを覚えています。

 

あとフランス文化では、カップルになると基本行動はカップルでするのが普通なので、友達との集まりなどにも普通に同行します。

 

次回からは、同棲についてや「本当にロマンティックなことばかり言ってくれるの」?というテーマで書いてみます。