放送されてたドラマ。
白虎隊のドラマは多々あるけど、私はこの白虎隊がイチバン好き
1部と2部に分かれてて、当時30日と31日の二日に別れて放送されてた。
題名は白虎隊だけど、白虎隊自体が出てくるのは第2部のみだった。
第1部はそれ以前の物語。
私はその第1部が好きだった、
感動して、悲しくて、涙が止まらなかった。
昔の人はすごいよ、切腹なんて当然って感じなんだもん。。。
ちょっとだけ、何度見ても泣いてしまう場面をご紹介させて下さい。
鳥羽伏見の戦いで会津藩主に味方の不利な情勢を伝令した神保修理、
それを聞いた藩主、松平容保は徳川慶喜の命令に従い戦っている自分の藩の者達を置き去りにして慶喜と一緒に逃げてしまった。
当然藩の者達は殿に対して不信感を抱くが、その矛先は伝令をした修理に向いて行く。
修理が殿に変な事を告げたに決まってる‼︎
軍事奉行のくせにそんな事もわからんのか‼︎
戦は会津藩の完敗、、、
このままでは、藩がバラバラになってしまう
修理の父は、言う。
おまえが間違った事を告げたとは思っていない、
だが、このままでは藩はまとまらない、
誰かが責任を取らないと、、誰かが
修理が言う。
わかっております、父上。
修理が腹を切れば良いのでしょう。
穏やかな顔の修理、口惜しそうな顔の父。
その夜自宅に戻った修理は、妻の雪子に言う
窓を開けて雪の降る様子を見る修理は
会津の雪が懐かしい、
もう一度見たかった。。。
見たかった、、、?
雪子はきき返す。
修理は雪子に自分がこれから切腹する事を告げた。
嫌です! どうして旦那様が責任を取らなければいけないのですか⁉︎
こらえてくれ、雪子。
これは恥ではない、名誉な事なんだ、
これで藩はひとつになる。
雪子にはわかりません、
おなごに名誉など要りません、
旦那様を死なせたくはありません、
もし、どうしてもとおっしゃるなら、、
雪子もお供致します。
その時、丁度会津から出て来た雪子の父、井上丘隅が。
事情を聞いた丘隅は修理と最後の盃を交わす
最後の晩に父上と盃を交わす事が出来て、修理は幸せ者でございます。
なんと言う事だ、こんな事になろうとは、
代われるならこの皺腹ひとつ、悔いは無いのに、
いいえ、父上にはあの美しい会津を守って頂かなければなりません、
ただ、気掛かりは雪子の事、
決して後など追わぬ様、お願い致します。
雪子、父上に盃を。
はい。
雪子は何かを決心した様な表情で父にお酒を注ぐ
盃を空にして修理に渡す丘隅。
修理の盃に酒を注ぐ雪子。
一気に盃を飲み干すと修理は立ち上がり
障子の前に!
振り向く雪子!
誰も恨むな‼︎
ひと言残し出て行く修理。
旦那様‼︎
叫ぶ雪子!
修理は切腹を。
雪子は隠し持っていた小刀で自分の喉を斬ろうとするが丘隅に小刀を取り上げられる
耐えるのじゃ、耐えるのじゃ、
花ならば散るが覚悟、
雪ならば、消えるが覚悟、
武士の妻ならば、、、
武士の妻ならば‥?
武士の妻ならば、、、耐えるが覚悟じゃ…。
ここで番組のテーマ曲『愛しき日々』が流れる
もうこの場面はたまらない‼︎
何度見ても泣いちゃいます。
凄く長くなっちゃいました
最後にもうちょっとだけ、
このドラマにはショコタンのお父さん、中川勝彦さんも沖田総司役で出ています。
キャンディーズのスーちゃんも山本八重子役で。
この白虎隊、見た事無い人に是非一度見て頂きたいなぁと思います。