ヲタのニーズに反してツアーグッズの中にメンバー個別のTシャツは残念ながらありませんでした。
初回限定生産分には袖に刺繍が入っている様ですが、Twitterや2ちゃんねるの反応を見る限り冷ややかなものです。
売上減を利益率増でカバー
なぜ事務所はクールハローにこだわるかと言う点に関してですが、Tシャツに限って言えば利益率を改善したいのでは無いかと思います。
これまでツアーグッズやバースデーTシャツに使われてきたシャツはトムス株式会社と言う国内のTシャツメーカーのプリントスターと言うブランドのものです。
クールハローと呼ばれる改変が行われる前に使用されていたTシャツは085-CVTという5.6oz、1100円のしっかりとした厚みの生地でしたが、現在はシャツの生地の厚みと使用されている色から、083-BBTという4oz、750円のシャツが使われていると思われます。※実際の仕入れ値はもう少し安いかもしれません。
実に350円も原価に差があります。3000円の販売価格の内、11%以上も粗利が向上する事を考えると、質の低下で多少売り上げが落ちても利益率アップで利益を確保出来ると判断してもおかしくありません。
なぜメンバーカラーではダメなのか?
上記の通り、083-BBTは仕入れ値が抑えられますが、生地が薄く色数が085-CVTの50色に対して、23色しかありません。具体的にはモーニング娘。'14の生田さん、佐藤さん、小田さんのメンバーカラーのTシャツが23色の中にはありません。
その為、佐藤さんと小田さんのバースデーTシャツはメンバーカラーではありませんでした。生田さんのバースデーTシャツはまだ発表されていませんが、おそらくライトグリーンでは無いと思われます。
更にその事を誤魔化す為にモーニング娘。'14の春ツアーのTシャツをグレー一色にして、プリントの色をメンバーカラーにする事でメンバー個別のTシャツにしたかったようですが売れ行きはさっぱりでした。
今後のヲタT事情
先日発表された岡井さんのバースデーTシャツを購入された方からは生地が厚くなっているとの口コミもあります。実際、岡井さんのシャツの色は083-BBTには無い色なので、改善されたと言う口コミの信憑性は高そうです。岡井さんが「(スタッフ?との)交渉を頑張った」とライブでのコメントもありましたし。
ただ、J=Jのツアーグッズにメンバー個別のTシャツがなかったことを始め、ヲタTの先行きは不透明なままです。次に事務所がやる事としては、083-BBTのカラーラインナップに合わせてメンバーカラーを変更する可能性が懸念されます。
モーニング娘。で言うと、前述の生田さん、佐藤さん、小田さんはその有力な候補です。もしくはメンバーカラーの撤廃も十分あり得ます。クールハローとハロヲタの戦いはまだ続きそうです。
そんな今だからこそ、自作ヲタTシャツの復興を提唱します。