さてかねてからの約束の通り、野獣王国のライブレポートですよ比々流です。この頃ちっとも「プログレの貴公子」の話になってない気がしますが、気のせいです。
ライブの日は有休を取得します。なんだかんだ、一日仕事ですから。都内での開催の場合、お昼ごろまでは家でぐだぐだし、電車で会場に着いてからは会場近辺でぐだぐだし、開場してからはウーロン茶飲みながらぐだぐだし、開演してからはナルチョの喋りを聴きながらぐだぐだ…あれ?
前回の「あと一時間で電車の時間だよ」という夢は、7月11日、このお昼ごろまでのぐだぐだで体験したことでした。
さて本番。よくよく話を聞いてみると、メンバー4人中3人が本番直前まで入院していたことが判明。
ナルチョ「今日来ているみんな、よく似た他人ですから。難波の妹さん、小森のそっくりな弟さん、是方はカタコリさんが来て下さってますからね、(以下略)」
難波さん「なんで妹?」(皆様ご存知の通り、正真正銘の男性です。いろいろぶら下げて生きてます)
そして、なぜか最前列の椅子が一つだけ空いている…。
是さん「ここ、俺のアンプの目の前なんですよ」
その椅子は、結局、誰も座りませんでした。
(曲順は次回、7月14日分レポートで公開します)
で、長い長いMCはともかく、シルバーエレファントの内部をちょこっとご紹介しましょう。
ドアを開けるとそのまま地下への階段があります。階段の途中にPA卓があり(中一階)、地下一階に会場。PA卓のちょうど真下、階段の下に控室があって、控室の隣に観客・出演者共用のお手洗いがあります。
で、本番前になると結構人が並ぶんですが、その日は控室内が異常に暑かったらしく(小森さんは熱中症になりかけたそうです)、人が見ていない時を見計らって控室の扉を開け閉めしていたのですね。
垣間見てしまったのがこれ。
見やすさを考えて白っぽく表現していますが、控室の奥で、頭上からの強烈なライトに照らされていたのは、まぎれもなく彼でした。
こちらに気付いていたかどうかは、分かりません。ですがどうにもリラックスとは程遠い顔つきで壁にもたれていましてね。
梅雨明けには程遠い雨の中、誰もが何か不安を抱える夜だったのでしょうか。
アンコールの終わりに、わけもなく安堵したことをよく覚えています。
7月14日レポートは、次回の「プログレの貴公子」で公開します。