戦国時代の話でも無く、高校野球埼玉大会の話である。
 
昨日は春季埼玉大会優勝のAシード校、浦和学院が県立川口にまさかの敗退。
誰がプロ注目の小島率いる浦学の負けを予測したであろう。
今日は同準優勝Aシード校の聖望学園が立教新座に8回コールド負け。
Aシード両校が3回戦で姿を消す、大波乱の埼玉大会。
 
私立の強豪校が次々と姿を消し、今年は何年ぶりかに公立高校の出場が期待できる。
秋準優勝、春は準決勝で敗れたものの、二大会とも良績を残し、安定した強さのある市立川越が優勢か。
私立は春日部共栄、ノーシードでも夏は例年意外と勢いのある本庄第一。
 
私の記憶にある公立高校の活躍は、市立浦和。
もう、26・27年以上も前の話か。
出場校で打率最下位であったものの、強豪校である常総学院・宇都宮学園・宇部商を次々と薙ぎ倒し、準決勝で広島商業に惨敗。
あの時は、今日は負ける。今日は負けると思っていながらも、強豪校を相手に善戦した。
もっと古くなると、上尾VS浪商。これは40年位前の話。
これは高校野球史にも残る試合であろう。
9回ツーアウトまで上尾2-0浪商と、上尾の仁村に抑えられていたが、浪商牛島の同点ツーラン。(以後、どちらの選手も中日入り。)
延長で香川(以後、南海入り。)にタイムリーを打たれ、上尾はサヨナラ負けを期した。
この頃は未だ小学生だった私だが、今でも鮮明に記憶に残っている。
 
これから益々、試合経過が楽しみである。