Let’s Note CF-XZ6 (型番CF-XZ6RF7VS)
標準搭載のSSDが256GBでパンパンになってきたので500GBのSSDに交換
という依頼が来た!
Panasonicの該当サイトを探す! → https://panasonic.biz/cns/pc/prod/note/xz/
ほーっ、タッチ式12インチ液晶の2in1(タブレットモバイルPC)ですか。
使ってみると、モニターの右上の穴から排熱しているようでめちゃ熱い!
「本体のCPUからの延長排熱ダクトがこんなところに接続されているのか?」と思ったが、よくよく考えてみると
タブレットになるからモニター部にCPUからメモリー、記録ドライブもみんなここに納まっている。
うーん、さすがCore i5!普通のタブレットとはCPUが違う!排熱すごい(笑)
仕様書を読んでみると、「SSD256GB(SATA)」
え? SATA?
「こんな薄いタブレットに2.5インチSSDが入っているの?マジか?」(笑)
「MicroATA や M.2 のSSD使えよぉ~!」なんて思い込んでしまった。
「SATA SSD」で検索すると、価格.com には見事に2.5インチSSDしか出てこない!
なんなはずがない(;^ω^)
ちゃんと 「 m.2 SSD とは? SATAとNVMe接続の違い…」なんて記事があるし。
しかしSATAは2.5インチ って思い込んでたもんなぁ(;^ω^)
2in1ってあるのは知ってたし、見た事もあったけど、
実は触ったことが無かったのだった!( ̄▽ ̄;)
どうすんだ?
[ Release ] ってのがありますね。
なるほど、こうって外すんですね。初心者かよっ!( ´∀` )
タブレット部分を分解します。
先ず、下部の4本のネジを外す。
ここまでは簡単。次は上部のネジを外します。
…っと、その前にカバーを外します。
これがよく分かりません。
前面から見た上部に排熱孔があるので、ここから!と思って、
この隙間に携帯電話修理用のプラスチックへら(?)なんかを使って外そうとしたけど、ちょっと無理。
強い力を入れるとまずいかな?とかこれ以上ぐりぐりやると「へら」の方が曲がったり折れたりしそうで(;^ω^)
爪で留まっているだけなんだから、スポッ!と外れても良さそうなんだけど(T_T)
で! 外すのに良いところ見つけました。
左側面の端っこ①から外せそうです。ほんのちょっと押すだけで②隙間が開きました。
このまま③開いていきます。なんかバキッと?気のせい?(;^ω^)
排熱孔のところ④で開けなくなったのでへらを使って爪を外していきます。
開いたら、中にコロッ!とプラスチック片が出てきました。
何かが折れたようですが、どこなのか不明です?
見たところ蓋の爪にはちゃっんと引っ掻きが付いていたし。何でしょうか?
とにかく注意が必要です。 (失敗失敗!( ̄▽ ̄;)…ナンダロ?)
蓋の下には4本のネジがあります。
シールの下にも隠しネジがあります。
両端の2つのネジと中ほどの2本の(黒い)ネジは種類が違うので戻すときに注意を!
今外した右側のネジの下の大きな隙間から、プラスチックへらを入れて開腹していきます。
結局、「専用へら」よりも「自作の簡易へら」(SSDが入っていたプラスチックケースをハサミで切ったもの)
の方が取り扱いが楽だったです。
開いたところが閉じないように要所にへらを差し込んでいき、ぐるっと一回りしたら何とか外れます。
ケーブルがつながっていたらやばいな!などと注意していたのですが、
何もなかったです。(;^ω^)
↓液晶部、外れました
これを外すと、中身が見えてきます。
ひよっとして、メモリーとかCPUってハンダ直付けなんたせろか?
なんてことを思いながらも、今回の依頼はSSDの交換だけなので、余計なことはやりません。
念のため、クーリングファンはエアーダスターで埃を取っておきます。
ちなみに、交換するSSDにはあらかじめ内蔵SSDのクローンを作っておきます。※下記注
出来れば、SSDの交換前に、バッテリーケーブルは外しておいた方が良い!のは当たり前なんだけど
今回は忘れてました( ̄▽ ̄;)
開けてみてSSDは保護フィルムで巻いたりして、発熱はどうすんだよ!
と疑問でしたが、ひょっとすると、保護フィルムの中に閉じ込めてあるシルバーの金属膜みたいなものが放熱を助けているのか? それはよくわからないが、とりあえず元の様に閉じました(笑)
Crystal Disk Info 及び Crystal Disk Mark で調べてみた
温度は問題ないようでした。交換したSSDも45℃でしたし。
性能もそれほど変わらない… (;^ω^)若干良くなっているかな?
誤差の範囲かもしれないが、容量が倍加したことで、
データを別のパソコンに移動する必要があったのがそのまま使い続けられるようになりました。
めでたし目出度し!
※SSDのクローン
今回はAmazonにて、何やらよくわからないSSDケースを購入してクローニングを行いました。
購入時の注意点としては、SATAのm.2 SSD を使うので、NVMe 用のと間違って買わないように!
使用ソフトはいつものように、Acronis True Image を使ってクローニングを行いました。