内科の外来には 中学から高校生が受診する事があります。
その中で多い主訴が 朝起きられないです。
その 朝起きられない原因疾患の一つに
起立性調節障害というものがあります。
昔流にいうと 自律神経失調症の一つです。
思春期は 第2次性徴の時期で 大人へ体が変化する時です。
そのためか 自律神経の調節が乱れやすくなると言われています。
朝朝礼などで ある時間たっていると フラフラする学生がいますが
これも 起立性調節障害の可能性があります。
これの治療は
ストレスをためない。
昼間長時間昼寝しない
水分 塩分を意識してとる などあります。
まず 朝起きれない事は 病気によるかもという視点は重要です。
この疾患の専門外来もあるので 場合によっては相談するのもありと思います。