音響会社では、後ろ壁の工事に1週間ないし2週間としていたのを、音楽室や母屋を手がけた建設会社と棟梁一人で今日1日で仕上げてしまうようです。
定在波、フラッターエコー回避のために壁を短冊状にして、斜め角のテーパーを付けてもらっています。
帰宅したら、本当に1日で完成していました(*^^*)。
テーパー加工がよくわかります。
これで上下は傾斜天井、左右は左右壁を3度づつ合計6度傾ける、前後は6度以上のテーパー角度で一切の対向する平行面を無くして、定在波、フラッターエコーを予防する方策が完成しました。
最終的にはタイトな低音のロック、ジャズもさることながら、朗々とゆったり響かせるクラシックの低音表現もある程度は満たすために、スリットは予定の1センチから6mmに狭めて、後壁での低音吸音量をやや減らしてみました。
音はそれまでの石膏ボードの仮壁より明らかにいいですね。
音に明瞭さが増えて、解像度が増したように聴こえます。
これで電源クリーン化、音響ルームなど音楽室、母屋の引き渡しから1年以上かかりましたが、完成いたしました。
できる限り音響パネルなどルームチューングッズは使わない方針で望みました。