最近はカイトスケートにどっぷりとハマっています。

ウィンドサーフィンの練習として始めたのですが、こちらのほうが楽しくなってきました。
手軽に楽しめて、風さえあれは1時間乗りっぱなしでも飽きない面白さがあります。

自作カイトも何度か調整して性能も安定してきので、現状の寸法図も含めてカイトの作り方をまとめておきます。安価で簡単に作れるので是非チャレンジしてみてください。

現在のモデルの大体の寸法です。
翼面積は2.5㎡程になります。



手で持つ部分は赤でマークしたところになります。
片手で持つ場合はブームの風圧中心あたりを持てばバランスが取れます。

How to turn Kite Skateboard カイトスケートでターンの練習
https://youtu.be/Gza1_FYAsyk


フレームはホームセンターで園芸用に売られている1本70円程の竹竿(直径22mm程)2mを4本と、翼はダイソーのブルーシート(1.8m×1.8m)を使用しています。竹竿は適度なしなりと強度があって軽くて丈夫です。ダイソーのブルーシートは薄くて軽量で丈夫です。(セリアのブルーシートでもOK)

フレームの竹竿は寸法図を参考にカットしてください。
身長やボードに合わせて翼長をカスタマイズすると扱いやすくなると思います。
現状はガムテープで補強?(装飾)しています。

翼用のブルーシートは対角線でカットして大きな三角形に接着します。
マチは3cmほどでポリエチレン用接着剤を使用しています。



翼端とカンザシ部分のフレームに合わせて袋状にカット接着します。
ブームの翼端部分は力が掛かるので防炎シートを貼り付けて補強しています。
補強は適当なものでいいかと思います。もし破れても100円です。



トップは3本の竹竿を厚手のビニールパイプを切り開いたものにインシュロックで固定しています。このカバーは適度な柔軟性のあるものを身の回りで探してください。この部分は可動させるので適度な強度で固定します。竹は割れやすいのでネジではなくインシュロックが最適です。

 

カイトの翼端はフレームに固定しているので、カイトを広げるだけで翼を張れます。
トップをロープで一巻きして仮固定します。



クロスバーを通してブームと翼端の3ヶ所をリピートタイで固定します。
簡単な構造ですが、これで風に負けないしっかりとしたフレームになります。



風を受けるとクロスバーが後方に引っ張られるのでロープでトップに結んでテンションを掛けます。



最後にブームの末端に翼端を結んで全体に適度なテンションを掛けます。
強く引っ張る必要はありません。



畳む時はクロスバーを抜いてシートを折り畳んでフレームに巻き付けるだけでコンパクトに持ち運べます。



カイトの全体重量は1.2kgほどになります。
風を入れると浮力で指1本で軽く持てます。軽さが重要です。
市販のカイトウィングは5kgほどあるのでこの差は大きいです。

翼面積は2.5㎡ですが、接地抵抗の少ないスケートボードだとかなりのスピードが出ます。強風時はスピードの出し過ぎに注意してください。特に風下のランニング方向に走る場合は急には止まれないので気をつけてください。

市販のカイトウイングだと10万円ほどしますが、この自作カイトなら材料費は500円でお釣りが来ます。スケートボード用としてはカイトウイングより軽量でデザイン的にも性能は高いと思います。

コンパクトに折り畳めるので持ち運びも便利でスーパーカブなら車載もできます。
風が通る適当なスペースがあればどこでも楽しめます。



カイトスケートはスピードも出て危険なので公道では使用しないでください。
スケートボードは安全な場所で楽しみましょう!

 

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