こんにちは、動物自然療法ATM生の野原です。
今日はドイツで販売されているウェットタイプのキャットフードに関する記事をご紹介します。
【出典】
Der Tagesspiegel(Berlin) 2017年4月27日記事
日本と同じく、ドイツでもいろんなメーカーからペットフードが販売されています。値段もピンキリです。
そんな中、Stiftung Warentest(財団法人 商品検査協会)によって25種類のウェットタイプキャットフードがテストされました。
(ドイツ語ですが、テスト結果が載っているサイトはこちら)
すると驚きの結果が・・・。
なんと、有名なメーカーの高価なフードよりディスカウントスーパーのプライベートブランドのフードの方が高評価を得たというのです。
高価なフードで検知された問題とは、過剰なPhosphat(リン)含有量。
リンの摂取が多すぎると、腎臓の病気を喚起する可能性があるため、リンは多すぎてはなりません。
また、Natrium(ナトリウム)が多すぎるのも問題点に挙げられています。この成分が多すぎると今度は心臓に負担がかかります。
逆にBiofutter(オーガニックフード)を含むいくつかのメーカーでは、
必要な栄養分が少なすぎると判断されたものもあります。
記事では具体的な会社名、商品名も書かれており、
ご丁寧にフードの切り替え方についても説明があります(^_^;)
記事に書かれているのは、切り替えは一気にするのではなく、従来のフードに少しずつ新しいフードを混ぜていくということと、フードを温めるのも一役買うときがある、ということ。
あとは注意喚起として、次のように書かれています。
生の豚肉はAujeszky-Virus(オーエスキー病のウイルス)の感染予防のため決して与えないこと。
チョコも玉ねぎもダメ。
牛乳も注意しましょう。
市販のフードを購入している場合は、獣医師によって認可されているものだけが入っているのでその辺は安心できる点だとのこと。
ちなみにテーマと離れますが、ドイツのペット飼育数が(アバウトながら)載っているので触れておきますね。
飼い猫は1,300万匹、飼い犬は800万匹少々。
ということで、犬のイメージが強い気がするドイツですが、
猫の飼育数の方が断然に多いです。
年間10億ユーロ以上(今日のレートで言うと約1,288億円)もの金額がウェットタイプのキャットフードに支出されているとのこと。
日本のフードはどんな感じなんでしょうね(^~^)
とても興味深い記事でした
ではでは、今日はこのへんで~