がん治療は頑張らない。

がん治療は頑張らない。

癌発覚でステージⅣb、JCOG1311ランダム化比較試験に参加しddTC+Bev療法が奏功し多発リンパ節転移は消失し現在経過観察2年目です。
癌により多少の障害はありますが無事社会復帰できています。
そして癌治療はエビデンス重視で考えています。

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2018年5月10日よりJCOG1311ランダム化比較試験に参加し抗がん剤治療を受けました。
好中球の減少で6コース遂行できず抗がん剤治療は5コースでDrop outとなりました。
しかし多発リンパ節転移は消失し経過観察となり職場復帰もできてフルタイム勤務できています。
6コース遂行はできませんでしたがJCOG1311ランダム化比較試験に参加できたことは今後同じ病気の人の治療にも役立つことになるので私の誇りでもあります。

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※92歳だった戦争未亡人の方から教えていただいた人生訓です。私の人生訓にもなっています。
 
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お久しぶりです。
 
日々多忙で隙間時間にアメブロはROMるのが精いっぱいでした。
調子の悪いエアコンを買い替えたり、スマホを買い替えたり(XperiaからiPhoneへ機種変更
)とアメブロにとらわれないといろいろやりたいことができることも発見しました。(*´艸`*)
 
 
趣味もちょっと新しいことにチャレンジ。
気が向いたときにアクセサリー作って遊んでます。
 
 
7年前に右肩脱臼骨折で手術した後、リハビリにと始めたパワーストーンのブレスレット作りですが、そのスキルを使ってピアスやワイヤーラッピングでペンダントを作ったりしてます。
 
このほかにも以前から取り組んでいる心電図検定用の勉強(循環器のスキルアップも含めて)や歴史研究(今は近代史が面白い)、専門の腎不全全般のスキルアップにも努めております。
 
私は13年前に夫が他界して独居だから仕事にとても救われています。
仕事を辞めなくて本当に良かったと思っています。
自分の闘病体験が仕事に反映できますし患者さんたちから勇気ももらえるので。
 
ちょうど二年前、私は地元のレディースクリニックに紹介された大学病院で進行した子宮頸がんであることを告知されました。
 
子宮頸がん発覚のきっかけは右足のむくみと異様な怠さでした。
不正出血はありませんでした。
 
精密検査の結果リンパ節転移が多発していてステージⅣと診断され治療方針はCCRT(放射線化学同時療法)でした。
この時の主治医に無理やり聞き出した余命約2年くらいであろうとのことでした。
 
今後来るであろう肉体的なダメージと精神的なダメージの辛さに早期緩和ケアの必要性をひしひしと感じたので緩和ケアの充実していると思えた現在のがん専門病院に転院しました。
 
転院後のPET− CTの結果、腹膜播種があることが判明してステージⅣbと診断が変わり、全身化学療法(抗がん剤治療)の一選択しかないと告げられました。
 
(黒い点々がリンパ節転移です。)
 
ここで臨床試験に参加を求められて、悩んだ末に参加することにしました。
(当時の主治医がせっかちだったので考える時間が1時間くらいしかなかった。今だったら参加しないと思う。)

ランダム化比較試験でしたので運が良ければtweekly(3週毎)の標準治療のグループに振り分けられるであろうと思っていたのですが不運にもweekly(毎週)投与のグループに振り分けられてしまいました。(;´Д`)
と言うことでレジメンはddTC+Bev(Avastin)となりました。
 
なんとか6コース完遂を目標に体調管理を頑張ったんですが毎週投与されるパクリタキセルのパワーはすさまじく5コース完了したところで好中球が上がらずにDrop out(臨床試験脱落)となりました。

私が参加させられたJCOG1311試験ですが先月定期受診の際に中間解析が出たからとその結果を主治医から説明されました。

中間解析の結果、

tweekly投与のTC+Beb(Avastin)とweekly投与のddTC+Beb(Avastin)ではその優位性が証明出来なかったとの事で

この臨床試験は中止になりました、

と。(ちょっと言いにくそうな雰囲気でしたよね。)

それを聞いた私は主治医の前でしたが大きな声で

やっぱりねー❗️

言っちまいました。(笑)

なぜならその中間解析の結果は超想定内だったから。

tweekly(3週に一度)のパクリタキセル 投与より多くの投与量になるweekly投与のddTC+Bebなんて患者の身体が保つ訳ないんですよ。

治療から2年が経過した今でも関節痛、陥入爪、手足の痺れ、指の脱力発作、萎縮性胃炎などのパクリタキセルの後遺症状で悩んでいるのだから。

卵巣癌のレジメンであるddTC+Bebだけど卵巣癌は子宮頚癌より抗がん剤が奏功しますからね。

そういえばせっかちな前主治医からは臨床試験の解析が出るまでは生きてないだろう発言もあったんですよね〜。
ヤレヤレ ┐︎(´ー`)┌︎ マイッタネ

靴が履けないほど爪が痛かった後、足の爪はこんなに肥厚してしまいました。
パクリタキセルおそるべし!
 

その後は見事に剥がれました。
痛くはなかったですけどね。
 
パクリタキセルの副作用には今も悩まされていて
 
 
巻き爪が痛くて職場でクロックスしか履けなくなったり、胃の内壁が委縮して委縮性胃炎のために胃薬(ネキシウムとガスモチン)が手放せなかったりしてます。
 
そして忘れたころにやってくる関節の痛み。
 
股関節だったり手指だったり腰だったり膝だったり。
今は右膝がめっちゃ痛みます。
でもレントゲン撮ってもさしたる異常はないんだよね。
こういうところが抗がん剤のいやらしさだったりします。(´;ω;`)ウッ…
 
それでも癌は抑え込めました。(^_^)v
 
腫瘍マーカーは基準値内で経過、画像も変化なしです。
 
   好中球は3000に到達しませんが(Neutro実数2630)徐々に上がっているのでしっかりタンパク質摂って免疫力下げないように頑張ってます。
 
HbとHtが高くて多血症気味ですがまだ瀉血するほどでもないので様子観察。
 
ここにはデータないですがアルブミン値は4.5まで戻りました。
CORVID-19の感染者が増えている昨今アルブミンは免疫にも影響するので上がってきてホッとしました。
 
PT-INRとDダイマーは基準値なので凝血はしないと思います。
癌が進行するとDダイマーが上がりますから(私も今の5倍くらいありました。)血栓症には要注意となります。
(血液をサラサラにする薬を飲むことになる場合もあります。)
 
ホットフラッシュの改善の為に11月末から始めたメノエイドコンビパッチの副作用と思われる不正出血が1月中に2回あって(感覚的に5年ぶりの生理って感じで)細胞診も行ったんですがこちらもクラス1で異常なし。
 
今のところ、私と子宮頸がんの戦いは私の判定勝ちになります。v( ̄Д ̄)v イエイ
 
ここまで元気になれるとは思わなかったです。

初見のステⅣbなんて予後めっちゃ悪いですから。


私が思うにがん治療は

手術も
放射線も
抗がん剤も

それぞれが奏功して癌が消えても
患者の健全な部分も障害するもろ刃の剣であると思います。

進行癌を患って初めて癌治療の恐ろしさを身をもって経験することができました。
 
そして患者として行う効果的な自己管理は
 
しっかり食べること。
(タンパク質しっかり摂取してアルブミン基準値維持しましょう。プロテインも併用も良いと思います。)

運動すること。
 
でしょう。

ネットなどに蔓延している食材や食事法などでは癌治療とは連動出来ないと思います。
 
余命宣告の二年を超しました。
本当にありがたい事です。

先日受けた大学病院のセカンドオピニオンでは私の病状でここまで治療が奏功し、治療から約2年経過して再発の兆候がないのは

奇跡に近い❗️

と言われました。

イレウスや腸炎、排泄経路の変更も無く、リンパ浮腫も弾性ストッキングでなんとかなっているのは本当にありがたい。

おかげで抗がん剤治療後の職場復帰もスムーズに行え現在も日常生活に大きな支障をきたす事無く過ごせています。

これからはおまけの人生です。

おまけの時間なので大切に大切に充実させて生きていこう

と思います。
 
なので、このブログはここで一区切りにします。
 
今は病気(癌)を意識しないで生活したいので。



今まで読んでいただいてありがとうございました。m(_ _)m