AERA dot. (アエラドット)
私がこの話を関係者から聞いたのはもう随分遠く前のことです。去年のゆかたまつりが終わってしばらくした頃。知事がみんなと一緒に着替えるのは嫌、プロでもない着付けは嫌だと急にわがままを言ったと聞きました。まず県側から依頼していた姫路市の担当にドタキャンを食らわせ怒らせたという話。ドタキャンさせたのが公民館に控えていた地元婦人会ということで当然、知事が来ることも知らされていた。姫路市長や商工会議所幹部はそこで着替えたのに知事だけが素人は嫌だって。
今月に入って議会の制度を使って着付けにかかる公費支出があるかどうかを調査したところ、支出が確認できました。姫路市長も公民館で着付けしているのに知事が自分一人だけわざわざ公費を使って呉服屋さんで着付けをしてもらう必要が何かあるんでしょうか。私にはわかりません。
それでもみんなと一緒は嫌だ、プロでないと嫌なら、どうぞ自分のお金で着付けてもらってください。それに文句をつけません。どうぞご自由にです。
総務常任委員会でのゆかた問題質問
竹内質問(25:47〜34:38)
「無償貸与」を受けたとされる物品等に関して公文書が全く作成されない現行ルールの問題について会計管理者等に質問。
昨年の姫路ゆかたまつりで知事が着用した播州織の浴衣(ゆかた)は無償貸与とのことだが、そうした告知はなく、公文書も存在しない。無償貸与をたくさん受けて誰がチェックできるのだろうか。本当に返却されるものなのか。全くわからない。無償貸与は議会も何も誰もチェックできない。そのままもらってしまっても誰もわからないのである。