AI研究に精通しており、AIで東大合格を目指すプロジェクト「東ロボくん」の開発にも取り組んだ日本人教授「新井紀子」

DXで仕事がなくなる時代をいかに生き抜くか――新井紀子(国立情報学研究所教授)【佐藤優の頂上対決】 | デイリー新潮

 

彼女は今のAIに出来ること出来ないこと、将来的にAIがどう進化していくのか、人間の脳とAIの違いについて深い知見を持つ一方で、次のような稚拙な問題発言を至る所で吹聴している。

 

不安「AIによってそのうち、日本人のホワイトカラーの5割は職を失う!これは、過去に類を見ない大不況をもたらす!」、と。

 

しかしながら、これは経済的・経営的知見の欠けた彼女の妄言だと断言せざるを得ない真顔

 

上記、彼女の発言において、失念している観点を以下3点記載する。

 

  1. AIは人間の奴隷であり、給料払う必要がないこと
  2. 人間の仕事が、ロボットなどによって代替されることは、新たな労働力の創出に繋がること
  3. 経済を支える根幹は企業であり、労働者や消費者や政府や自治体ではないこと
 
まず、1点目について。
今後、AIがドンドン進化し、人間の仕事を奪っていったとしよう。
しかしながら、AIにはそもそも自我がないため(そもそも、人間の自我の仕組みすら分かってない)
「こんだけ仕事してんのに、経済的報酬は何もねぇのかよ!ムキー
といった文句を言うことはない。
つまり、AI導入に際しては、人を雇用するよりも遥かに低いランニングコストで済むため、企業にとっての経営圧迫に繋がりにくく、労働者を解雇するインセンティブに繋がりにくいといえるグラサン
AI導入コストの低さについては、今非常に話題になっている、ChatGPTなども、ユーザに無償提供されていることからも分かる。
 
AIはソフトウェアの一種だが、ソフトウェアは量産コストがほぼゼロ(ただ、コピーするだけ)なので、一度出来上がってしまえば、お金をかけずに、無限に増やすことが出来るクラッカー
その結果、AIに対して企業が支払うコストは低いため、労働者を雇う余力がなくなるとは言い難い。
 
 
2点目について。
人間の仕事をロボットが代替するということは、その分、人間側の余力が生まれる、ということだ。
とりわけ少子高齢社会の日本では、2080年まで人口減少が続くと言われており、2040年までには労働人口が1200万人も減少すると言われているネガティブ
 
 日本の生産年齢人口の減少は人口動態上、危険な状況
 
つまり、仮にAI導入によって労働者の解雇が進んだとしても、今後拡大する労働者不足の解消に繋がるため、日本経済の成長にとって大きなプラスになると言えるニヒヒ
 
3点目。
イノベーションによって失業者が増える問題は都度取り上げられるが、この問題は19世紀の産業革命以降ずっと続いてきたことであり、これはすなわち、イノベーションこそが経済成長の要であり、人類の生活向上に繋がっていることを示している。
仮に、イノベーションによる失業が長期的な不況をもたらすのであれば、世界経済は年々悪化していなければ説明が付かない。
しかし、実際は真逆なのである。
 
労働者を犠牲にしてでも、企業が成長し続けることが、長期的には人類の生活向上に繋がっているのである。
 
 
以上3点に基づき、新井紀子教授の「AIで人類危機」妄言は完璧に論破されることとなる。
 
彼女に限らず、この手の大学教授、医者などは閉鎖的な世界でチヤホヤされ過ぎて、変な勘違いを発症することが少なくない。
自身の価値を貶めないようにするためにも、専門外の分野についての発言には、慎重になってもらいたいものである泣き笑い