松坂大輔投手のこむら返り

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13日の対巨人戦に登板した松坂大輔投手が右ふくらはぎの強い張りを感じ、41投球で降板しました。肉離れではなかったものの、あまりにも早い投手交代でした。




足がつった(こむら返り)場合、自然に治まることもありますが、次第に足がつる回数が増えたり、夜間に痛みで目が覚めてしまうことで睡眠障害を起こすことも少なくありません。ひどくなると、激しい痛みに襲われ、翌日まで痛みや違和感が残ったり、さらには肉離れを起こしたりするケースもあります。




では、なぜ松坂投手はこむら返りを起こしたのでしょうか?私は、ミネラルやビタミンB1が不足しているからと考えます。




体内のミネラルが不足し、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの血液中にあるミネラルイオンがバランスを崩すことで痙攣が起こり、突然足がつるという症状が出てきます。なぜミネラル不足で足がつるのかというと、ミネラルは筋肉や神経の働きを調節しているからです。







ミネラル不足は、身体の冷えや免疫力の低下などにもつながります。有効にミネラルを取り入れるには、海藻類が一番です。

 






ビタミンB1は、糖代謝の他に神経や血管などの機能調整に関わっていますが、体内では合成されないので、食事から摂ることが不可欠です。ビタミンB1は、豚肉、レバー、うなぎ、米ぬかに含まれていますが、効率よく取り入れるには、主食を玄米にするのが最もいいでしょう。




玄米モードのある炊飯器は美味しく炊き上がりません。玄米ご飯の美味しい炊き方を知りたい人は、当研究所のホームページ「土鍋で炊く玄米雑穀ご飯」 を参考にしてください。




頻繁に足がつる人は、糖尿病、動脈硬化、椎間板ヘルニア、脳梗塞、腎臓病などの病気がかくれている場合もあるので要注意です。改善していくには、ミネラルの吸収を阻害する食品添加物は摂らないようにすることも必要です。