【兵庫再生5】我々は何と闘い、何を目指すのか? | 酒呑童子の独り言

酒呑童子の独り言

平成25年5月23日。。。

リスタートしました。。。

今回の選挙では、

従来の常識が通用しない様々な事象が頻発した。

 

それらは全て齋藤&立花の強固なタッグの元、

統一教会の組織力と藤川選挙対策研究所から派遣された、

SNS戦略のプロたちに周到に練り上げられた戦術から巧みに繰り出されていった。

 

齋藤氏は立花氏とは会ったこともなく、

自分の選挙運動で精いっぱい。

立花氏の動きを認識する余裕すらなかったと発言しているが、

街頭演説での連携プレーや、

齋藤氏をヒーローに仕立て上げるための「物語」づくりは、

両者が一体となって組み上げなければ絶対に成立しない。

 

当然彼らはそれを完全に否定するだろう。

 

なぜなら、それが事実とすれば公職選挙法違反により、

齋藤氏は一発で失職するからだ。

 

まだご覧になっていない方のために、

Xにポストされたものだが、

小西ひろゆき参議院議員が総務省に問い合わせたその回答と

公職選挙法の関連条文を以下に貼り付ける。

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【総務省への確認】一般論として候補者Bが候補者Aの当選のために街宣車、拡声器、選挙ビラ、政見放送などを使用することは数量制限等に違反し公選法の犯罪となる。当選者AがBと共犯関係にあればAは失職し公民権停止となる。例えばAとBが同じ場所で演説会を連続開催する場合も犯罪は成立し得る。

■公選法抜粋
(自動車、船舶及び拡声機の使用)
第百四十一条 次の各号に掲げる選挙においては、主として選挙運動のために使用される自動車又は拡声機は、公職の候補者一人について当該各号に定めるもののほかは、使用することができない。
一 地方公共団体の長の選挙 自動車一台又は拡声機一そろい

【解説】 BがAの当選のために自身の街宣車を使用することは「公職の候補者一人について、自動車一台」の制限を破ることになる。また、AがBのこの犯罪と共犯関係にあることが裁判で確定し罰金以上の罪となれば、Aは失職し公民権停止となる。

(選挙運動に関する各種制限違反、その一)
第二百四十三条 次の各号のいずれかに該当する者は、二年以下の禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
二 第百四十一条第一項の規定に違反して自動車又は拡声機を使用した者

(選挙犯罪による処刑者に対する選挙権及び被選挙権の停止)
第二百五十二条 この章に掲げる罪(略)を犯し罰金の刑に処せられた者は、その裁判が確定した日から五年間(略)、この法律に規定する選挙権及び被選挙権を有しない。
2 略

※ 以上と同様の論理で、選挙ビラ、政見放送などもBに犯罪が成立し、Aが共犯であれば共に(Aは失職の上で)公民権停止となる。

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こういう選挙活動の基本的な仕組みは言うに及ばず、

稲村氏への誹謗中傷、

いわれのない言いがかり、嘘、デマゴーグを垂れ流し、

内部告発者の名誉を毀損して信用を貶め、

告発文書そのものが虚偽であるかのような喧伝しまくった。

 

齋藤元彦は既得権益と闘うために登場した

実はヒーローだったという虚構物語を

ものの見事に兵庫県民に擦り込んでいった。

 

彼らが作り上げた「齋藤元彦物語」は、

私がこれまでブログで綴ってきたように、

明らかに虚偽であり捏造である。

それをSNSという武器を乱用して大衆に擦り込み続け、

多くの県民の洗脳に成功してしまった。

 

これは極めて悪質な集団催眠であり、

犯罪行為に等しいと言わざるを得ない。

 

こうした選挙期間中に行われた数々の行為については、

兵庫県警捜査二課の活躍に是非とも期待したいところである。

 

知事が警察への総合調整権を握っているからといって、

ひるむことなく正義の鉄槌を振りかざしていただきたい。

 

 

そもそも齋藤氏が何故失職にまで至ったか。

 

パワハラやおねだりといったこと以前に、

コミュニケーション能力の欠如や部下の意見具申に耳を貸さないワンマン体質。

出張ばかりして協議時間が取れないことによる業務遅滞。

マスコミ受けしか念頭にないような数々の発言、指示。

自分の好き嫌いだけが判断基準のわがまま体質。

 

そうした彼のこれまでの知事としての立ち居振る舞いそのものが否定され、

知事の資格なしと認定されたからこそ、

百条委員会の調査結果を待つまでもなく、

議会が不信任決議を叩きつけたという事実をしっかり見つめなければならない。

 

彼が就任式でのあいさつで、

議会とも円滑にコミュニケーションを図っていく。

職員の意見にも十分耳を傾ける。

知事がおかしいと思ったら遠慮なく申し出て欲しい。

などと歯の浮くようなセリフを並べ立てていたが、

これは裏返せばこれまで全くできていなかったことを自覚しているということである。

 

第2期齋藤県政3日目。

 

齋藤氏は既に何事もなかったかのように振舞っているという。

そして、不信任を突きつけた議員や周囲に対して、

私はあなたたちを許してあげますといった尊大な態度を取り始めているらしい。

 

111万票の鎧を身に着けた、

モンスター齋藤によるファシズム政権が幕を開けようとしている。

 

これからどんな粛清が行われようとしているのか。

 

想像するだけで背筋が凍りそうになるが、

絶対にあきらめてはいけない。

 

レジスタンスがしっかりスクラムを組んで、

兵庫県の正気を、正義を取り戻さなければならない。

 

そうしなければ、

命を懸けてまで入り口をこじ開けてくれた

渡瀬の御霊にいつまでたっても報いることができない。

 

必ずその日が迎えられることを信じて。