実はみずきと僕でずっと意見が分かれていた事があります。
それは、YouTubeで膵臓がんのコンテンツを出していくにあたり診断書を公開すべきか否かでした。
僕の意見としては診断書を公開する必要はないと考えています。
まず、診断書を公開すべきという意見の方はおそらくですが
①クラファンをしてお金を集めるなら証明すべき
②クラファンでなくとも癌患者ということででお金を集めるなら証明すべき
③YouTuberとしてがんを公表する以上証明すべき
という意見の方が多いのかなと思います。
順番にお応えるすると
①の意見についてですが、僕たちは結果的にクラファンをやってません。
クラファンやる予定と一度お話しし、それによってネット記事がたくさん出たことで僕たちがクラファンしたものだと思ってしまった方いるようですが、僕たちはクラファンは一切やっていません。
②についてですが、僕たちは癌患者として支援を募っているわけではなく、クリエイターとして支援をお願いしました。
(もちろん、癌を患っているからこそ多くの方が温かく応援して下さっている事は重々承知しております)
こちらの動画を見ていただければお分かりになるかと思いますが、
あくまで Sunny Journeyの活動を支援してくださる方のみ、また、「少しでも疑念や疑問を感じた方はご支援ご遠慮ください。」とも伝えさせていただいています。
なので、クリエイター支援でご支援くださった方は既に納得の上ご支援いただいているのでその方々が診断書を求めているわけではないという事です。
③ですが、これについては私たちは公人ではなく、あくまでYouTuberです。
ここは考えが分かれるかもしれませんが、YouTuberはYouTubeの規約を守り、誠意を持って活動していればYouTubeの規約を超える責任は負っていないと考えています。
活動に誠意が足りず、視聴者の方に呆れられて動画が再生されなくなればYouTuberとしての活動は成り立ちません。
ですから、活動が続けられる以上応援してくださる方がいるので、責任は果たせていると考えています。
YouTubeは選択的に視聴するコンテンツなので、観たくない方は観なければいい。これがYouTubeの基本ではないかと思います。
なので「YouTuberだから」という理由で診断書を出す必要はないと考えています。
また、診断書を出す必要がないと考えている最大の理由は、以前どこかでお話ししたように思いますが、個人情報を伏せた診断書は紙切れにしかならないからです。
ネットで調べていただければ分かりますが、診断書の書式自体は非常に簡素で、簡単に自分でも作成できます。
ここに患者の氏名・住所・医師名・病院名などが入ることで初めて効力を発揮するのではないかと思います。
ただ、上記の情報は個人情報なので出せませんし、医師名・病院名も先方に迷惑がかかる可能性があるので出せません。
つまり、嘘をついていないか証明するために診断書を出す。にも関わらず(法律違反ですが)簡単に偽造できる書類としてしか出すことができないので出す必要はない。というのが僕の考えです。
ただ、もちろん嘘でない証明は可能な範囲でしたいと思い、めざまし8さんに出演した際、アベプラさんに出演した際に癌である事がわかる書類を確認していただいています。
現在も取材依頼いただいてますが、取材していただくメディアの方には必ず伏せ字にせずお見せしようと考えています。
なぜなら、社会的に信頼のある第三者に確認してもらうことが1番の証明になると考えているからです。
しかし、みずきとしては「応援してくれる方への誠意として出せる情報は出したい」とのことだったので今回診断書を公開することにいたしました。
基本みずきの病気発覚後は Sunny Journeyの運営方針は全てみずきの意思を尊重するようにしています。
こちらが診断書です。
氏名の部分はみずきの漢字は少し珍しい漢字なので、割と簡単に個人の特定に繋がるので伏せ字にしています。
伏せ字にしている部分を少しでも出せば、個人の特定・病院の特定に繋がるのでこれ以上は公には出せません。
また、みずきはこちらの動画で抗がん剤治療に使用するCVポートも見せています。
動画で皮下に埋め込んでいるポートを見せているのでこれだけでも十分抗がん剤治療を受けている証明にはなるのではないかと思います。
今回、みずきが診断書を公開したのは応援してくださっている方への誠意を行動で示したいとの理由からです。
ご理解いただければ幸いです。