今週、鳩山総理が辞任を表明しました。
迷走し続けた政権運営の末、日本は大きく国益を失いました。
結局、わずか8ヶ月間、戦後4番目の短命内閣に終わりました。
民主党は天下り根絶や公務員の人件費2割削減といった公約を高らかに謳って政権を獲りましたが、現政権で何も実現することはできませんでした。
そして、政治とカネの問題、景気・経済財政の問題、普天間基地移設の問題、口蹄疫の問題(いわゆる4K)を始め、様々な政治課題に稚拙な対応を繰り返す姿は、史上最低の内閣そのものでした。
総理の資質不足は明らかであり、辞任は当然です。
しかし、単に「人気がなくなり参院選が戦えないから」という不純な理由で総理大臣を引きずり下ろしたことは、選挙目当てで無責任極まりないものです。
また、民主党には安全保障に対する統一見解がないように、基本理念がないために、閣僚がそれぞれ勝手な発言を繰り拡げ、政権全体として混乱しました。
総理辞任のわずか2日後には、党代表を選出しました。
一国の総理を選ぶのに、こんな短期間で、しかも国民の意見も聞かず、国会議員だけで決めるという異常な方法です。
自身の思惑通りに全てを進めるため、小沢幹事長が仕組んだものです。
このプロセスに対して、民主党内部から異論が出てこないこと自体、独裁的な党体質を露わにしています。
自民党の場合は、少なくとも週末を挟んだ日程とし、国会議員はそれぞれ地元に戻って有権者の意見に耳を傾け、その上で総裁選に臨んだものです。
また、投票は国会議員だけでなく、地方の党員票が全体の約半分を占めています。
総理大臣が変わっても、民主党の問題は政策であり、体質です。
その象徴が、郵政を官業に戻し、既得権を守ろうという、郵政法案です。
新総理は就任早々に法案成立で国民新党と合意しました。
郵政票欲しさに、参議院でもたった数日の審議で法案を強行に通そうとしています。
表紙が変わっても、政治の方向も、選挙目当ての体質も変わらないのです。
民主党を追い込むためにも、参院選で過半数を獲られることは、絶対に阻止しなければなりません。
民主党はかつて野党時代に、衆院選で国民の審判を受けていない政権は正当性に欠けると散々批判していましたが、同じ言葉を返さなければなりません。
いまこそ国民の信を問うべきです。
迷走し続けた政権運営の末、日本は大きく国益を失いました。
結局、わずか8ヶ月間、戦後4番目の短命内閣に終わりました。
民主党は天下り根絶や公務員の人件費2割削減といった公約を高らかに謳って政権を獲りましたが、現政権で何も実現することはできませんでした。
そして、政治とカネの問題、景気・経済財政の問題、普天間基地移設の問題、口蹄疫の問題(いわゆる4K)を始め、様々な政治課題に稚拙な対応を繰り返す姿は、史上最低の内閣そのものでした。
総理の資質不足は明らかであり、辞任は当然です。
しかし、単に「人気がなくなり参院選が戦えないから」という不純な理由で総理大臣を引きずり下ろしたことは、選挙目当てで無責任極まりないものです。
また、民主党には安全保障に対する統一見解がないように、基本理念がないために、閣僚がそれぞれ勝手な発言を繰り拡げ、政権全体として混乱しました。
総理辞任のわずか2日後には、党代表を選出しました。
一国の総理を選ぶのに、こんな短期間で、しかも国民の意見も聞かず、国会議員だけで決めるという異常な方法です。
自身の思惑通りに全てを進めるため、小沢幹事長が仕組んだものです。
このプロセスに対して、民主党内部から異論が出てこないこと自体、独裁的な党体質を露わにしています。
自民党の場合は、少なくとも週末を挟んだ日程とし、国会議員はそれぞれ地元に戻って有権者の意見に耳を傾け、その上で総裁選に臨んだものです。
また、投票は国会議員だけでなく、地方の党員票が全体の約半分を占めています。
総理大臣が変わっても、民主党の問題は政策であり、体質です。
その象徴が、郵政を官業に戻し、既得権を守ろうという、郵政法案です。
新総理は就任早々に法案成立で国民新党と合意しました。
郵政票欲しさに、参議院でもたった数日の審議で法案を強行に通そうとしています。
表紙が変わっても、政治の方向も、選挙目当ての体質も変わらないのです。
民主党を追い込むためにも、参院選で過半数を獲られることは、絶対に阻止しなければなりません。
民主党はかつて野党時代に、衆院選で国民の審判を受けていない政権は正当性に欠けると散々批判していましたが、同じ言葉を返さなければなりません。
いまこそ国民の信を問うべきです。