HLSのaac断片ファイルをffmpegで結合する | st2400のブログ

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HLSのaac断片ファイルをffmpegで結合する

 

前回はHelium Audio Joinerでaac断片ファイルを結合しましたが、
肝心のクラッシック系ではわずかにノイズが入るようですので、
異なる方法も紹介します。ffmpegで結合するという方法があり、
これが猛スピードの無変換で、ノイズは入りません。この結果を
みると、結合時間やファイルの容量を比較して、どうやらHelium
Audio Joinerは無変換ではなく、新たに変換しているようです。
この変換時にノイズが入るようです。ffmpegはファイルの容量が
断片ファイルの合計と同じですので、明らかに無変換です。また、
Helium Audio Joinerは結合するファイルの数が1000を超えると
動作しなくなる場合がありますが、ffmpegはどうやら無制限です。
操作が若干異なります。前回の5.これらの断片のファイルを、専用
の別フォルダに移して名前の昇順としますが、このフォルダに次の
バッチファイルをNotePadなどにコピーして、aac-ffmpeg-join.bat
などとして保存し、さらにffmpeg.exeをコピーして置いて下さい。

 

if exist output.aac del output.aac
if exist list.txt del list.txt
dir *.aac /b /a-d > list.txt
if exist dst.txt del dst.txt
for /f "delims=" %%l in (list.txt) do @echo file^ %%l >> dst.txt
ffmpeg -f concat -safe 0 -i dst.txt -c copy output.aac

ここでこのバッチファイルaac-ffmpeg-join.batをダブルクリックで起動
します。これで結合が行われ、output.aacとして作成されます。
約2000個のファイルを約2分程度で結合します。結合が終了したら、すべてのxxxxx.aacを削除して、次のデータに備えます。できたoutput.aacは移動した方がよいでしょう。存在していると、次回に削除されます。

 

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