音楽と動画の再生とダウンロード その6-再生 | st2400のブログ

st2400のブログ

ブログの説明を入力します。

音楽と動画の再生とダウンロード その6-再生

ダウンロードする事に抵抗がある、利用規約を守りたいという
場合、ダウンロードしなくても、メディアプレーヤーで直接再生
するという方法があります。ブラウザでの再生は、重かったり、
映像の明るさやコントラストを調整できなかったり、早送り-戻し
ができなかったりしますので、メディアプレーヤーでの再生が
一番です。私も最近は、ダウンロードではなく直接再生する事が
多くなっています。最初だけみて内容を確かめたい時に、ダウン
ロードするのはおおげさてす。そのファイルを削除したりするのも
面倒です。

 

さて、この直接再生にはsmplayer(MPV)を使います。smplayerはMPV
、Mplayerのフロントエンドです。しかし、独自の処理もしているよ
うで、MPVとはことなる動きをする場合もあります。MPVはコマンドラ
インで操作するメディアプレイヤーなので、ここでは残念ながら説明
しません。しかし、MPVはHLSの再生で再生位置の記憶機能があり、こ
れはsmplayerにはありません。興味のある方は独自にお調べ下さい。

 

smplayerをこのMPVを使用するように設定しますが、不思議なことに
HLSの再生で再生位置の記憶機能がありません。

 

*******smplayerの設定********
1.オプション-環境設定-全般で
マルチメディア エンジンにmpvを選択(デフォルト設定)。
2.オプション-詳細設定-Mplayer/mpvでオプションに下記のように
入力する。これはyoutube-dlに渡されます。

 

--ytdl-format="[height<=480]"

 

***************************************
以上で、適用-OKとクリックする。
これで、多くのサイトが再生できます。

さて、SmplayerにURLを渡す手段はいろいろあります。

1.URLをクリップボードにコピーして、プレイリストに貼り付けて
登録し、再生する。

2.FirefoxのアドオンのAppLauncherにSmplayerを、下記の例の
ように登録する。右クリック->設定->追加で

name ----- smplayer
path ----- C:\Program Files\SMPlayer\smplayer.exe
arguments ----- &turl;

これで、動画リンクを右クリックしてAppLauncher->Smplayerで
SmplayerにURLが渡され、起動される。

 

*ただし、AppLauncherの動作は不安定のようです。環境によっては
動作していたものが、動作しなくなることもあるようです。また、
VDHやHLS Stream Detectorはm3u8をクリップボードにコピーします
ので、使えません。

 

3.動画リンクをsmplayerにドラッグ・アンド・ドロップする。
*これもVDHやHLS Stream Detectorのクリップボードにコピー
されたm3u8には使えません。

 

4.クリップボードにコピーされたURLを、下記スクリプトにより
Smplayerに渡し起動する。NotePadなどにコピーして、
smplayer-url.jsなどとして好きなフォルダに保存します。これが
一番安定していて、動画リンクにもVDHやHLS Stream Detectorの
クリップボードにコピーされたm3u8にも使えます。動画リンクの
場合は、右クリック-リンクのURLをコピー。そしてsmplayer-url.js
をダブルクリックします。smplayer-url.jsのショートカットをディス
クトップに置くと便利です。

var objIE = new ActiveXObject ('InternetExplorer.Application');
objIE.Navigate ('about:blank');
while (objIE.Busy) WScript.Sleep (10);
var _textarea = objIE.document.createElement ("textarea");
objIE.document.body.appendChild (_textarea);
_textarea.focus ();
_textarea.innerText = "";
objIE.execWB (13, 0);
var strUrl = _textarea.innerText;
objIE.Quit ();
var wsh = new ActiveXObject("WScript.Shell");
var cmdtxt = "\"C:/Program Files/SMPlayer/smplayer.exe\" " + strUrl;
WScript.Echo( cmdtxt );
wsh.run(cmdtxt);

ここでC:/Program Files/SMPlayer/smplayer.exeは環境により
変わります。smplayer.exeを右クリック-プロパティで場所を
コピーし、\を/に変えます。最後に/smplayer.exeを追加して
下さい。