先日このブログでご紹介しましたが,民間法制審議会の家族法制部会が取りまとめた中間案が,令和4年(2022年)5月31日に,民間法制審『中間試案』を取りまとめ、高市早苗自民党政調会⾧に提出しました。

 

 

 

 

 

弁護士作花知志のブログ/民間法制審議会/中間案が高市早苗自民党政調会長に提出されました

 

 

 

 

 

 

共同養育支援法全国連絡会HP/民間法制審議会家族法部会の頁

 

 

 

 

 

 

民間法制審議会が提出した「中間試案」における提案内容は,以下の内容です。

• 全ての欧米諸国、台湾や韓国も採用する離婚後『共同親権・共同監護』制度の創設
• 婚姻中の家族の在り方を規定する現行の民法体系と整合性のとれた制度の創設
• 父母が配偶者暴力(DV)や児童虐待を行っている場合など、特殊な事例にも対応した制度の創設
• ハーグ条約(国際的な子の連れ去りを禁止する条約)不履行国と国際的に非難される原因となっている国内法の改正

 

 

 

 

 

その民間法制審議会の家族法制部会が取りまとめた中間案ですが,自民党の法務部会で検討をしてくださるそうです。青山繁晴参議院議員が自らのユーチューブチャンネルでそのお話をされていますので,ご紹介いたします。青山議員のお話は,単に「中間案」のお話だけでなく,「親の離婚や別居で犠牲になっているのは子ども達だ」という,非常に情熱的かつ人間味あふれるお話をされていると思います。ご関心をお持ちの方は,ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

青山繁晴参議院議員ユーチューブチャンネル/【ぼくらの国会・第355回】ニュースの尻尾「離婚のあと子供は誰がみるの?」