毎週毎週ばいきんまんの卑劣な企みから
ボクらを守ってくれているアンパンマン。
いつも笑顔の彼ですが、
その存在にはとてつもない秘密が隠されているのかもしれません。
その証拠に、いつも負けてばかりいるばいきんまんですが、
その攻撃は実に容赦ないもののようです。
「オレの邪悪なメモ」によれば
これはテレビシリーズや映画を観ていれば自明のことなのだが、
ばいきんまんは、絶対悪。『ダークナイト』でいうところのジョーカーだ。
ちなみに、トゥーフェイスのように、
善と悪に引き裂かれたロールパンナちゃんというキャラクターも出てくる。
ばいきんまんがジョーカー! ションベンちびりそうです。
また「レジデント初期研修用資料」でも、
ちょっとした思考実験をもとにして、
アンパンマンのアナザー世界を展開してます。
物語世界の中で、
バイキンマンという存在は飛び抜けた力を持っていて、
アンパンマンがいくら頑張ろうと、バイキンマンが本気を出したら、
世界は滅んでしまう。
人類はだから、戦っているのではなくて、
バイキンマンの意志によって、生かされている。
バイキンマンはたぶん、そこが地獄であっても、
アンパンマンの暮らすこの世界が好きで、
たとえ形だけの存在になったとしても、
同胞には幸せな夢を見てほしいから、
自分が自分でいられる間だけでも、悪役を続けて、
アンパンマンにとっての「正しい世界」を維持しようと頑張っている。
なんかアンパンマンがSF超大作に見えてきてしまいました。