本日10時から臨時会を開催。
一般会計補正予算(第9号)と旧庁舎解体工事請負契約の締結は原案の通り可決しています。
一般会計補正予算(第9号)は主に、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金となっています。電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担の増加を踏まえ、1世帯あたり5万円を住民税均等割が非課税の2900世帯と家計急変世帯100世帯に対して、12月からの給付と伺っています。
旧庁舎解体工事は11月下旬~令和5年7月末までを予定しており、それに伴い、旧庁舎側の駐車場スペースは使用ができなくなります。解体工事を終えたあとに駐車場整備工事を行い、令和5年11月完成を予定しています。しばらくの間ご不便をおかけすることになりますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
10時30分からは総務文教委員会を開催。
都市事例調査(横須賀市、軽井沢町)の最終報告(案)の検討と、事務調査:自主財源の確保についての最終とりまとめに向けた意見を交わしています。11月30日から定例会が始まる予定ですので、11月4日、8日、15日と委員会を開催をしてきていますが、次回11月21日でまとめに入りたいと考えています。委員会最終報告をもってお知らせしたいと考えています。
13時30分からは決算審査特別委員会。
市長との意見交換は30分ほど、意見交換はふらの未来の会から、アニメコンテンツ活用誘客促進事業について①本事業の目的と誘客促進について、②制作されたコンテンツの内容についてでありました。
私が感じたこととして、地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。と地方自治法第2条第14項に規定されています。予算と執行という業務プロセスで止まってしまい、評価と改善のプロセスが抜け落ちているという印象を持ちました。一例を挙げてみますが、●「清掃」を委託して仕様書どおりの方法で「清掃」が済んでいればいいというプランP、ドゥDのサイクルと、●「清掃」をなぜ委託するのか、どのような効果を期待するのかの検討から始まり、実際に「掃除」が行われて期待どおりの効果があったのか、目標は達成されたのかを評価し、次に反映していくのが、PDCAサイクルです。
このように自治体運営と自治体経営の違いであったと捉えており、業務の遂行の底流にある大きな課題をあらわした事象のように感じたところです。
次に、表現についてでありますが、表現の自由は保障されるものであるとは理解しています。
しかしながら富良野市が発注者として、好ましい感情移入を起こしてもらう働きかけとなる作品であるかは、あらたなターゲットに訴えることと同時に、既に富良野に好感を持っている方に対して好ましい感情が伴った作品であるかという富良野ブランドを損なってはいけないと考えます。富良野ブランドを大切に取り扱って欲しいという方は数多くいると感じています。
法令等の遵守を徹底し、その上で、法令の目的や趣旨を踏まえ、その範囲内でできることを模索し、市民ニーズや信頼、期待にできる限り応えていくよう努めることを、富良野市におけるコンプライアンスとして示され、宣言できるように望みます。
決算の認定について、令和3年度一般会計決算ではふらの未来の会からの反対討論を行い、その後、採決にうつり、令和3年度一般会計決算は賛成7、反対7(議員名簿1.2.3.4.11.12.13)となり委員長裁決(議員名簿14)によって否決となりました。よって一般会計決算は不認定とすべきものとし、各特別会計決算、企業会計決算は認定すべきものとして定例会に報告をすることと決しました。
悩み考えていましたが、市長との意見交換の内容から最終的な判断をして、私は一般会計決算を反対と致しました。
※決算審査は議長(議員名簿18)と議選監査委員(議員名簿16)を除く15名の議員を委員として構成されています。