日曜日、高知から夜行バスで帰ってきたのは、こちらに参加するため。熟成古酒ルネッサンス~。前売り券なら2000円で一本1万円くらすのお酒や、値段のつけられないお酒を飲むことができる贅沢なイベントです。
福光屋さんのMIZUHO、契約栽培の山田錦40%精米で山廃純米大吟醸。一般的な山廃のイメージを覆される優美さがありつつ力強さもある一品。試飲用のプラカップで呑むのはもったいなく、もちろんマイグラスの木本硝子さんのグラスでいただきました。こちらのグラス、熟成酒の豊かな香りを広げてくれて、美味しさをさらにひきたててくださいます。あー、酔っぱらって忘れてこなくてよかった。
そこそれ。タイトルに書きましたが、熟成酒デビューするなら消費者も生産者も今なのです。なぜかというと、平成最後で令和元年だから。
今、平成元年の熟成酒に注文が殺到しております。それが、令和最後にも来るでしょう。さらにそのころには日本酒が世界により人気になっており、価値があがっているでしょう!今まで熟成酒を造っていなかった蔵の皆さんも造るべきですし、一般人も自家熟成するべきなのです。わたくしも、令和元年仕込みの日本酒をしこたま買って自家熟成する気満々~。あ、常温熟成でいきます。。。
そこはそれ。今回1部はボランティアスタッフとして参加したので、セミナーも聞くことができました。日本酒を劣化させるひおち菌のお話から、日本酒を樽熟成させる有明産業さんのお話を伺いました。お~杉以外の樽熟成もあるんですね。これは地域差も出せて面白そう。
スピリッツ用の樽、ワイン樽、さらにそこに入れるお酒を変えての呑み比べもさせていただき、あらー本醸造もこんなリッチな感じになってしまうのね、と目から鱗。大手が樽熟成の日本酒を出して安く売ったら、面白いことになりそうだなと思いました。
1部は販売のお手伝いをしていたのですが、沢の鶴の呑み比べ小瓶セットはよく売れました。最高峰の1万円の純米大吟醸も納品された2本全部売れました。味はもちろん、ボトルが美しいですものね~。
小瓶サイズ、ボトルが美しいものが売れるという印象を受けました。
帝松もボトルがおしゃれ。こちら、常温でも美味しいのですが、熱燗にすると出汁感がすごいんですよね。
っということで、勝手に熱燗できるブースがあったり
古酒LABOという実験熟成酒コーナーもあったり
自家熟成のコーナーもあったりと凄いんです。わたくしより年増のお酒もいらしゃる。
玉川~。熟成酒も熱燗も人気です。
花垣の貴醸酒の古酒も人気です。ボトルが美しいのもそうなんですが、社長のパフォーマンスがすごいんです。ここで呑み比べさせられたら、ついついほしくなっちゃうんですよね。とろんと蜜の味、ロックでいただくのもお勧めです。
おつまみコーナーもあり。名古屋の晴久さんが無料試食させてくださっており、フォアグラいりテリーヌがやばかったです。熟成酒の甘みとよくあいます。
帝松や玉川の熱燗の出汁の感じと奥村さんの鮒ずしがたまらないんですよね~。湖のブルーチーズという芳醇な旨味と酸。日本が誇る発酵食品です。
一ノ蔵の熟成酒、MADENAの小瓶は飛ぶように売れ、30分で15本完売。その後も問い合わせ殺到でした。美味しいですし、こちらもやはり瓶が可愛い。
2000年、ミレニアムビンテージの朝日川さんの古酒も人気でした。2700円とお手頃ですし、瓶もまたエレガント。
奥の松さんは昭和最後の古酒ももってきておりました。これは後々価値でますよ~。
福光屋さんを呑んでうまいね~といっている、ドラゴンこと龍力の本田さんを盗撮し、後半へつづく。