11/28 白山 甚之助谷滑走 | がんちゃんの雪山讃歌

がんちゃんの雪山讃歌

石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
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この一週間でたっぷり雪が降ったのでパクと大魔人サンと白山へ行ってきた。

 

いよいよ白峰の風嵐ゲートが冬季閉鎖となったので白山は遠い山になった。

それでもまだチャリは使えそう。遠いけど近い山だ。

一気に雪が降って白山もラッセル必至なので今回から早くもポンツーンを出してきた。

ラッセルには最強だが担いでチャリとなると凶悪となる。肩が重いが頑張るしかない。

 

23時に風嵐ゲートをスタート、直前まで雪が降っていたのでうっすら降雪が地味に負荷となる。

市ノ瀬でチャリデポ、ここからはラッセルとなるが、今回は大魔人サンもパクもいるので心強い。

みんなでラッセルを回しながら別当出合まで向かう。懐かしいなこの感じ。

ようやく冬がやってきた、そんな感じがした。

 

とうとう風嵐ゲートが閉まった。白山のシーズンがやってきた。

 

市ノ瀬までチャリを漕いでデポ。ここから別当まではガッツリラッセルとなった。

 

吊り橋もバッチリ雪が積もっていたのでスキーで渡る。

ツボかスキーか、この辺の見極めもだいぶ慣れた。

橋を渡ったら登山の部スタート、夏道沿いに行きたいがブッシュが邪魔をしてなかなか厳しい。

この一週間でだいぶ雪が積もったのはいいが、もう1mくらい降って欲しいところだ。

夏道沿いに歩きながら途中厳しいところは逸れて歩きやすいところを詰めていった。

 

甚之助避難小屋はオアシスだった。

もちろん暖房もなにもないが、部屋の中に入るだけでかなり暖かい。

防寒装備を整えて大休止したらリスタート、甚之助谷を詰めてエコーラインに登り上げよう。

 

吊り橋にはドッサリ雪が積もっていたのでスキーで渡ろう。

 

甚之助避難小屋はオアシス。でも1月になると雪で埋まって入れなくなる…

 

甚之助谷からエコーラインへ。ちびモンスターたちが出迎えてくれた。

 

油坂上空が燃えていく

 

千と千尋の神隠しに出てませんでしたか?・・・汚れ神??

 

エコーラインといえばこのショット。

 

地吹雪もすごいがご来光も神々しかった。

 

やっぱり白山は真っ白じゃないと。

 

弥陀ヶ原にて。

 

ほぼフィクションの世界。

 

弥陀ヶ原と別山

 

祈祷殿と御前峰

 

山頂へ

 

2週間ぶりの山頂へ

 

登頂!今月3回目。

 

さあ下山しよう

 

エコーラインから甚之助谷へ

 

ポンツーンでよかった。

 

大魔人サン

 

甚之助谷へ。地雷もあるが藪の夏道よりはるかに滑りやすい

 

帰りの吊り橋もまだ雪がタップリだった

 

チャリデポ地点へ。後続の方々のチャリも増えていた。

 

ゴール。

 

わざわざ東京から駆けつけてくれたパクはまた片道7時間かけて帰っていった。

石川から7時間あれば鳥海山まで行ける・・・すごいな。

短い人生、自分も悔いのないように常に完全燃焼し続けたい・・・改めてそう思った。

 

ルートやコースタイムなど詳細情報はヤマレコへ!