熟成古酒ルネッサンスは大盛況に終わりました

顔なじみのお方もずいぶん増えましたが、男性女性・年齢に関係なく大変たくさんの皆さんに来ていただき、主催者の一人としては

大変嬉しく・励みにもなりました。ご参加の皆さんもお気づきになったと思いますが、参加蔵元の数も増え、それぞれの蔵が独自に造って来られた熟成古酒は、その色、香り、味の幅がずいぶん広く、楽しく美味しい時間を堪能されたことと思います。

 

もう一つ大事なことに気が付かれたでしょうか?

最近は○○会という名で、日本酒の試飲会がずいぶん増えていますが、いまだに悪酔いをして主催者を始め周りの人たちに迷惑をかける人が後を絶ちません。ところが熟成古酒の会はどうですか。

皆さん実に楽しそう、美味しそうに試飲を楽しんでおられ、数十回の過去を含めて、悪酔いをされた人は一人もありません。

熟成古酒はその美味しさは素晴らしいですが、飲んでいる間はもちろん、たくさん飲んだ後もその酔い心地が実によいことです。

これは長期間の熟成によって、主成分のアルコールの性質が変わっていることで、学術的にも証明されています。

 

さらに熟成古酒の楽しみは、自分で作ろ事ができることです。これはと思う酒を光の当たらない暗い場所に5年、10年と置いておくと、思わぬ美味しい酒に変身します。また、子供さんの誕生を祝って、これはと思う酒を選んで熟成を始め、彼(彼女)が成人を迎えられた時にその酒でお祝いをすると、もちろん酒は美味しくなっているでしょうし、何よりも成人となられたお子さんの喜びは大きいでしょう。そのために付け加えているのは、お子さんの生まれられた日の新聞で包んでおくことです。効果は抜群です!

 

またあと一週間で平成は終わり令和が始まりますが、平成の最後の酒、令和が始まる酒をそれぞれの日付の新聞で包んで熟成をさせれば、10年、20年後の楽しみは数十倍になることでしょう。ぜひチャレンジしてください。