そろそろドアーズの映画の感想でも書くか・・・と思っていたら、訃報が飛び込んできました。
キャプテン・ビーフハート氏死去 米ミュージシャン
多発性硬化症だったんですね。
晩年は絵筆も持てなかったのかな・・・。
10代の頃、隊長を聴いて音楽との付き合い方が変わりました。
隊長を知らなければロック以外の音楽に興味を持つことはなかったかもしれない。
そう考えると、めっちゃ影響されてるんだと思います。
なので、今回は『私と隊長』みたいなことを追悼の意味を込めてちょっと真面目に書きます。
初めて聴いた隊長の音源はこれ。
当時60年代ロックが好きだったんで、これも「よくあるブルーズロックだろう」とナメてかかったら・・・とんでもない目に遭いました。
それ以来、隊長にやられっ放しなのです。
Safe As Milk/Captain Beefheart

¥631
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世紀の傑作『トラウト・マスク・レプリカ』の製作時、まだ20代だったんだからスゴイよなぁ。
トラウト・マスク・レプリカ/キャプテン・ビーフハート&ザ・マジック・バンド

¥2,447
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最近はYouTubeのお陰で動く隊長が一杯見られます。
私のお気に入り(というより衝撃系)をいくつか↓↓↓
これで20代(もしくは30歳くらい?)とは!
隊長、貫禄ありすぎ・・・。
イジワル番組OGWTも隊長には敵わないんだな・・・と唸る74年のTV出演。
これで30代前半とは!
うーむ、"天才"とは老成する生き物なのだろうか。
『烏と案山子とアイスクリーム』発表時はセールスも気にしてたのか、
"デヴィッド・レターマン・ショウ"にも出てたりしたんですねぇ。
酒ビン持ってヨタヨタ登場?!・・・と思ったらペリエか、みたいな演出(なのか?)も素晴らしい。
動く隊長を見ていると考えてしまうことがあって。
もしアルバムが物凄いヒットしてメジャーアーティストになっていたら、
ひょっとして映画出演のオファーとか沢山あったのかもなって。
天性の"役者っぽさ"を隊長には感じるんですよねぇ。
ま、性格的に映画は無理だったとは思いますけど。
『烏と案山子とアイスクリーム』を最後に隊長は突然音楽から退き画家ドン・ヴァン・ヴリートとして隠遁生活を送るのですが、隊長にとっては音楽も絵画も同じ"アート"でしかなく、表現のフォーマットを変えただけだったのかもしれないという気がします。
これについては、マジック・バンドのズート・ホーン・ロロが隊長との活動について『ルナー・ノーツ』に書いたこの一文に集約されていると思うのです。
「彼は音楽に関する事はあまり知らない。それより、音の彫刻を彫り続けている」
享年69歳。
もう、新作を拝めません。
合掌。
ルナー・ノーツ―キャプテン・ビーフハート/ビル ハークルロード

¥2,940
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キャプテン・ビーフハート氏死去 米ミュージシャン
多発性硬化症だったんですね。
晩年は絵筆も持てなかったのかな・・・。
10代の頃、隊長を聴いて音楽との付き合い方が変わりました。
隊長を知らなければロック以外の音楽に興味を持つことはなかったかもしれない。
そう考えると、めっちゃ影響されてるんだと思います。
なので、今回は『私と隊長』みたいなことを追悼の意味を込めてちょっと真面目に書きます。
初めて聴いた隊長の音源はこれ。
当時60年代ロックが好きだったんで、これも「よくあるブルーズロックだろう」とナメてかかったら・・・とんでもない目に遭いました。
それ以来、隊長にやられっ放しなのです。
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私のお気に入り(というより衝撃系)をいくつか↓↓↓
これで20代(もしくは30歳くらい?)とは!
隊長、貫禄ありすぎ・・・。
イジワル番組OGWTも隊長には敵わないんだな・・・と唸る74年のTV出演。
これで30代前半とは!
うーむ、"天才"とは老成する生き物なのだろうか。
『烏と案山子とアイスクリーム』発表時はセールスも気にしてたのか、
"デヴィッド・レターマン・ショウ"にも出てたりしたんですねぇ。
酒ビン持ってヨタヨタ登場?!・・・と思ったらペリエか、みたいな演出(なのか?)も素晴らしい。
動く隊長を見ていると考えてしまうことがあって。
もしアルバムが物凄いヒットしてメジャーアーティストになっていたら、
ひょっとして映画出演のオファーとか沢山あったのかもなって。
天性の"役者っぽさ"を隊長には感じるんですよねぇ。
ま、性格的に映画は無理だったとは思いますけど。
『烏と案山子とアイスクリーム』を最後に隊長は突然音楽から退き画家ドン・ヴァン・ヴリートとして隠遁生活を送るのですが、隊長にとっては音楽も絵画も同じ"アート"でしかなく、表現のフォーマットを変えただけだったのかもしれないという気がします。
これについては、マジック・バンドのズート・ホーン・ロロが隊長との活動について『ルナー・ノーツ』に書いたこの一文に集約されていると思うのです。
「彼は音楽に関する事はあまり知らない。それより、音の彫刻を彫り続けている」
享年69歳。
もう、新作を拝めません。
合掌。
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