こんにちはニコニコ

ゴールデンウイークですね晴れ

 

 

こんな本読んでみました。

 

 
『コップの中の夕空』
名木田恵子作
2004年発行
 

 

感想は。。。。

 

 

おもしろかったニコニコ飛び出すハート

 

キュンキュンポイント的確におさえてるわあ

何しろ、、読みやすい!!(青い鳥文庫なんでほんわか

 

キャンディ臭プンプンっていうか、、

キャンディって少女漫画の鉄板ネタを

これでもか、、って詰め込んでるから

何を読んでもキャンディに繋がっちゃうんだけどねニコニコ

(キャンディオタあるあるでしょ??)

 

 

三人兄弟の長女「青花(せいか)」は小学六年生。

自分に自信がないけど、芯はしっかりした女の子。

好きな男の子がいます。

仲良しのお友達二人います。

家では、お父さんは忙しく、お母さんはなぜか、長女の青花にだけ

きびしくあたる、、。

でもキャリアウーマンの優しい叔母がたまにあいに来てくれる。

そんな女の子が主人公。

 

居心地の悪い家に帰りたくない青花は保健室のベッドで横になり、

なぜ母に冷たくされるのか考えていたら涙が。。泣くうさぎ

そんな青花のおまじないは「泣いたらイカンよ。青花くん」泣くうさぎ

 

静かな保健室で眠気に襲われたとき、ほおにやさしい感触が驚き

誰かが涙をそっとぬぐってくれて

、、キスされてしまうんですびっくりマーク

ハッと目を覚まして誰か確認しようとしたものの、片方の足、

履きつぶしたスニーカーしか確認できず。。。

 

 

kissした相手は片思い中の彼だった。。なーーーんてそんな野暮な話ではなく、

そこから名木田先生の主人公いじめが始まります汗うさぎ

 

あとがきにこんなことが書いてありました。

【あるマンガの原作を書いていた時

あまりに次々と主人公に苦難がおしよせるので、当時のまんがの担当さんに

「かわいそすぎる・・・よくこんなに主人公をいじめられるね。」

と笑いながらいじめっ子のように言われてしまいました。トホホ】

ですってグラサン

 

 

主人公の青花は、家の居心地悪いから

学校が息抜きだったのに、

仲良しのお友達ともすれ違いから、不穏な空気がながれ、、。

友達同士の上下関係とか、、空気を読むとか、、

仲良し三人が二対一になるとか、、誤解が誤解をよんで、、とか、、

クラスの女子からの無視とか、、、

女の子あるあるで、ほんと、苦しい笑い泣き笑い泣き

 

 

でも名木田先生が描きたかったのは

ロマンスなんですって❤️

 

 

そう!好きな男の子との恋の行方。

kissした男は誰かスター

もちろん好きな男の子「三四郎」のほかにイケメン男子登場します。

私立の名門校からの転校生「木ノ内瞳矢(とうや)」

 

なぜ名門校から公立の小学校に転校してきたか、って

それはお父さんが破産して離婚したから。。。ガーン

お母さんの実家(大きな日本家屋)に住んでいます。

おじいちゃんは瞳矢いわく、「くそじじい」。

公立小学校の授業なんて簡単すぎて、授業はサボって下駄箱の上で昼寝。

クラスの誰とも仲良くなろうとしないんです。

これだけでイケメン男子臭(テリィ臭)プンプンですよね爆笑

アルバートさん要素もしっかりあるんですよ。

困ったとき、、、クラスの女子に無視されてるときや、行き場がなくさまよっていた時とか、、、都合よく(笑)登場して、スマートに助けてくれるんですびっくりマークラブラブ

 

 

好きな男の子の「三四郎」はもちろんアンソニー臭プンプンラブ

優しくって人気者で、、、青花の気持ちにまっすぐに答えようとしてくれるんですよ。良い子ーーラブラブ

 

この話、高校生くらいの設定で読みたかったーー爆笑

なんて思っちゃいます。そうすれば、少しはお熱い描写ができますからね。

もちろん小6なんで、、清いお付き合いチュー

 

 

 

それと

「母と娘」ってのも、名木田先生の永遠のテーマらしく、、、

 

わたしからしたら、毒親じゃんっておもうほどの母親!

だって「こんな子ー生まなきゃよかった」

こんな事いうんですよガーン

 

名木田先生の言いたかったことは、

色々な愛の形がある、母親だからと言って必ずしも

子ども達平等に愛することができる訳ではない、普通の人間。

母親だって、昔は娘だった、、というようなことが言いたかったらしいんですけど。

 

 

もう一人のクラスメート「八津誠二」、青花と同じようにクラスで

浮いた存在の男の子で、保健室仲間。その子がこんな事言ってます。

【‟好き”、、って自然にわいてくる感情じゃない?誰にも止められない・・・

だったら、‟嫌い”ってことも自然な感情なんだ、って。】

。。。。深いわあ。だから名木田先生、酷い描写もできるんですね。

 

 

三角関係だけでなく、家族、学校のあれやこれやの根深~い問題が

盛りだくさんで、最後までどーなるのはてなマークはてなマークって感じでドキドキしながら読めました。

甘酸っぱい気持ちになれますよーーーキラキラ

 

 

 

では楽しいゴールデンウイークを音譜音譜

 

 

 
 
あんまり元気ないけど、、咲いたわーー乙女のトキメキ
手入れもしてないのに、、嬉しい!!