今回の静岡旅行のメイン!


熱川バナナワニ園に行ってきマンタ!!














冬場やというのに普通に陸に上がってバスキング。


ちなみに気温は日中で13℃でした。
















ナイルワニ。










シャムワニ。










シャムワニ。


これはどれも同じ時に輸入された個体で25才前後らしい。


250~300㎝くらい。












ニューギニアワニ。


非常に美しい。


ニューギニアワニと看板の付いたワニはもう一匹いるんですがそちらは真っ黒で種類は不明。


数年間は餌を食べるのに60㎝から育たず大きくならない種類かとおもっていたら突然成長を始め2mオーバーに成長したそうです。










イリエワニの白化型個体。


来たときから鼻先が曲がっていたらしい。


4mくらい。


ちょうど前日にプレデターやってたけどプレデターそのもの。










ペットとして人気の小型アリゲーター、ヨウスコウワニ。


大人しいイメージが強いのですが、輸入されて小さい間は総じて大人しく、噛み付いてくることはまず無いらしいのですが性成熟すると気が荒くなるらしい。


特に個体同士の争いはワニの中でもトップクラスらしくしばしば殺し合うらしい。


この個体は特に気が強く雌個体なのですが自分より大きな♂でも一週間程度で殺してしまうらしい。


外傷はあまり無くてもストレス性のショックで死亡するらしい。










今回は飼育員の方がつきっきりで3時間に渡りすべての個体の解説をしてもらいながら園内を見て歩くという素敵な時間を過ごさせて頂きました♪






これは輸入時にハイブリッドとして送られてきた個体らしい。


イリエワニ×シャムワニ。


区別点は体側のバンド模様が点々模様になっている部分らしいのですがシャムワニとして送られてくる個体にもバンド模様、点々模様の両方が居るようだ。


そもそも、シャムワニとイリエワニは棲息範囲がかぶっており、しかも繁殖期も重なっていて野生個体ですら交雑が進んでいる可能性があるという。


また、ファームでも厳密に分けられていなく、洪水や台風などで一緒くたになることもあるらしく学者によっては純血のシャムワニは存在しないという人もいるらしい。




ワニの性別判定についも聞いたんですが、産卵の一ヶ月くらいまえに婚姻色が雌には現れるらしく模様もハッキリしてくるらしい。


総排泄孔を開いて確認すれば確実らしい。


幼体でもピンセットで開いて目視確認で判別することが可能らしい。




餌については一時期100以上を死なせたことがあるらしく原因は海水魚を与えていたこと。


サバなどの海水魚は脂肪の組成が良くないらしく与えない方がよいらしい。


淡水魚は与えても良いらしいのですがビタミンB破壊酵素サイアミナーゼを含んでいるので単食は危険でしょうね。


幼体を含め肉類を与えるのが一番良いとのこと。




温度については野外飼育で水温が30℃で管理。


真冬にも陸にはあがるが10℃くらいなら昼間なら6時間程度居ても大丈夫らしいのですが氷点下まで下がると1~2時間で身体が麻痺して水に入った際におぼれることがあるらしい。


氷点下では水中に落とすらしいのですが体調不良の個体などは陸に上がってしまうらしい。


デッドラインは10℃付近で長時間続くとあぶないらしい。


一時的には大丈夫でも、一日中15℃くらいで管理していると、徐々に体力を失い、春先に死亡することがあるらしいので20℃は保った方が良いらしい。


25℃くらいあれば食欲を保ったまま冬を越すことが出来るらしい。


15℃くらいで半冬眠させるのも良いが確実に冬を越すには加温する方が無難。




温泉は温度が保ちやすいので飼育に適しているイメージなのですが温泉というのはたいていアルカリ性の水質のため、ワニによっては良くないことがあるらしい。


バナナワニ園では累代飼育に成功していて、イリエワニやジョンストンワニ、アメリカアリゲーターやナイルワニもF2、F3、F4個体が存在していた。


中でも繁殖成績が良いのがクチヒロカイマンらしく、温泉の水質が適合しているのかもしれないと。


繁殖は10才くらいから可能で25才くらいまでが最盛期。


25才を過ぎると産卵数が激減するらしい。


寿命に関しては正確なデータが少なく何とも言えないがよく言われるように100年生きるなどということは無いと思うとおっしゃっていました。


種類によっても違うが40~50年ほどで長くても60~70ほどだろうと。




ここの飼育員さんの個体ごとに経緯を覚えているのが感動しました。


 


この個体は19○○年にどこどこから輸入された個体で、とか。


とにかく良く覚えているなと関心させられました。




ちなみにデッカイイリエワニは外洋で流木にしがみついてたのを漁船が見つけて持ち帰ってきた個体らしい^^






さてさて、今回の訪問の一番の目的は、もちろん♪







この子達に会うためです><


久々の対面でしたが直ぐにわかりましたし個体の識別もできたので嬉しかった。


もうキュンキュン鳴かないらしいのが悲しいのですが。












しばらく会わないうちにデップリ太って二回りくらい大きくなってました♪
9匹ほど押収された中で一番大きかったらしい。
一番小さかったのは30㎝代で、ガリガリで復活せず死んじゃったみたいだけれどね。
60匹も販売されていて9匹しか回収できていないのか。












やっぱりワニて最高ですよね><
僕の飼育していた2匹だけは、警察の方々が僕に返してあげたいと言ってくれているらしくもしかしたら変換されるかもしれないようです。
もっとも判断するのは検察らしいのでまだどうなるかはわかりません。
やっぱり会うと今までの日々が思い出されます。
他のシャムワニじゃなくコイツともう一度、一緒に暮らしたい!!!!!