群馬県桐生市宮前町の「稀銭堂美術刀剣店」に7日、男が侵入し、日本刀1振りを奪って逃げた。

桐生署は窃盗事件として調べている。

店主のによると、7日午前10時半頃、帽子とストッキングをかぶった男が入店。いきなりショーウインドーのガラスをハンマーでたたき割り、鞘を抜いて陳列してあった日本刀(刃渡り63・5センチ、370万円相当)などを盗んで逃走した。
店主が店外まで追いかけたが、近くに止めてあった灰色の乗用車の後部座席に 乗り込み、別の者の運転で走り去った。

日本刀は約650年前に作られたもので、説明書きも一緒に盗まれたことから、換金目的と みられる。男は30~50歳くらいで、身長約1メートル60。上下白色のつなぎのような服を着ていた。