こんにちは、西村 環(たまき)です。
植物は、根から養分、水分を吸い上げますが、根にあたるのは、人間で言うと腸です。
しかし、人間の場合、腸は水分、養分を吸い上げるだけではありません。
実は腸は、脳に指令を出しコントロールしています。
腸には、脳の次に神経細胞がストッキングのように張り巡らされ、腸内細菌が作る物質により電気信号が生まれ、脳に伝わることで、感情や思考に影響を与えます。
そして、実は大腸内には空気がありません。腸内細菌の多くは酸素があると生きていけず、酸化による腐敗で腸内フローラは死んでしまうというわけです。
腸内フローラに取って一番の栄養は、実は水素なんですね^ ^
それで、大腸では実は水素を作っています。ここでも水素は大切な働きをしている!!
腸内フローラの作る電気信号は、腸内の神経細胞を通じて脳に影響を与えるので、腸内の環境はメンタルや思考と密接な関係があり、うつの治療に腸内フローラを入れ替える治験なども始まっているということ。
生物の進化の過程でも、元々の司令塔は腸が担っていたものの機能の一部が脳に移管されたらしいのです。
びっくりしますが、脳も元は腸の一部だったんですね。今でも腸は重要な司令塔。脳は腸の配下といえそうです。
腸と脳を結ぶ電気信号を作るのが、実は腸内フローラと呼ばれる腸内細菌。お花畑と呼ばれています。
私達の細胞は60兆個ですが、腸内細菌の数は100兆個!!(^^;;
細胞より遥かにたくさんの細菌がお腹で花畑を作って、脳をコントロールしている…
なんだかスゴイ。