コーヒー飲んでも眠れる? 眠れなくなる?
ADHDの中に少なからずいる
「コーヒーを飲むと眠くなる」人
脳の中で「睡眠」をつかさどっているのが「アデノシン」という体の中にある物質。遺伝や睡眠などさまざまな場面で役に立っている働き者だ。疲れて脳にアデノシンが溜まってくると眠くなる。
コーヒーに含まれるカフェインには、このアデノシンの「眠くなる」作用を感じにくくする働きがあると考えられている。つまり、コーヒーでカフェインを摂っても「眠気を感じにくい」だけで「脳は眠い」のだ。アデノシンがたくさん溜まると、もうカフェインの目くらましは効かない。眠気が炸裂する。
……というのが、すごく大雑把にまとめたカフェインと眠気の関係なのだが、ADHD族の場合、この関係が一筋縄ではいかない。
私も「コーヒーを飲むと眠くなる」人間の1人なのだが、ADHDにはなぜか「私も!」という人がけっこう多い。なんというか、体感的には「コーヒーを飲んだら、眠かったことに気がついちゃいました」という感じ。この眠気、朝からコーヒーを飲み続けているときは起きにくいのだが、午前中は全く飲めなくて「午後にやっと1杯」というタイミングで起こりやすい。
なぜADHD族はコーヒーで眠気を感じやすいのか、メカニズムはまだ解明されていない(というか、誰も本気で研究していないと思う)。まあ、脳が“まったり”するだけで睡眠導入剤代わりになったりはしないので、ネタとしてイマイチ美味しくないからだろう。
↓スタバだったら、ノンファットラテにエクストラショットをダブルで追加
フォーム少なめ、エクストラホットだ。