皆さんこんばんわ。
PHI Pilates Japan コーディネーターの小林俊夫です
先ほど、横浜出張から戻って参りました!!
養成の新体制に向けて、関東のマスタートレーナーが集まり
研修会を行いました。
さて、先週の月曜日に
①骨盤の前傾に主に関与する筋肉
②骨盤の後傾に主に関与する筋肉
を教えて下さい!!という質問を出させて頂きましたが
その回答を皆で一緒に考えていきましょう!!
骨盤の前傾や後傾に関与する筋肉は細かいものを含めると
色々とありますので、今回は代表的な筋肉を考えていきたいと思います
①骨盤の前傾に主に関与する筋肉
腸腰筋や大腿直筋、縫工筋などのいわゆる股関節屈曲筋群と
脊柱起立筋群などが挙げられます
②骨盤の後傾に主に関与する筋肉
大殿筋やハムストリングスなどの股関節伸展筋群と
腹直筋や内・外腹斜筋などの腹筋群などが挙げられます
ここで大切になってくるのは、骨盤が前傾位・後傾位にある選手やお客様に
指導をする際に、上記の様な筋肉のバランスを把握した上で、
何十種類とあるピラティスのエクササイズの中から、
その方にとって最も効果的なエクササイズを選択し、
指導が出来るかどうかということです
PHIピラティスではなんとなく指導をするということはありません
その方の目的や既往・現病歴、姿勢や筋バランスなどに合わせ
最適なエクササイズを指導します
例えば、ヒップアップを目的としている骨盤の前傾が強い女性に対して
指導をする際の考え方の1つの例としては
①骨盤が前傾している方は股関節屈曲筋群が短縮しているだろうな
②股関節屈曲筋群が短縮したままだと、相反抑制が起こり、
そのままお尻のエクササイズを行っても効きにくいかもしれない
先ずは、シングルレッグキックスで短縮している股関節の屈曲筋群を伸ばし
本来の筋の長さや神経ー筋バランスを整えよう
②その後で、アーティキュレーティングショルダーブリッジで
お尻に刺激を与え、普段からお尻がしっかりと使える様にしよう!!
上記はあくまで1例ではありますが、運動生理学や機能解剖学などに基づき
指導を行うことで、より効果が出しやすくなります
効果がしっかりと出る事で、お客様の継続の意識も高まり
継続をすることで効果も出る!!
良いサイクルが始まり、お客様の健康とHappyに貢献出来ますよね
トレーナーやインストラクターとして成長することで
更にお客様に貢献出来る様になるなんて、とっても嬉しいですよね♪
是非、これからも一緒に楽習し、
皆でたくさんの方の健康とHappyに貢献していきましょう!!
今週も素敵な一週間になります様に・・・・・。
PHI Pilates Japan コーディネーター 小林俊夫