駅の看板より目立つ「生活列車」の看板。
かつてJR九州の駅でよく見かけたコンビニです。
今日は、そんなコンビニがあった平成15年頃の浦上駅の写真からスタートです。

この浦上駅には、もう一つJR九州系列のお店が、左側のパン屋さんトランドールです。
こちらは現在でも、博多駅にもありますからご存知の方はいらっしゃると思います。
生活列車のほうは、いつのまにか消えてしまい、現在はファミリーマートの経営に転換しているようです。
さて、浦上駅ですが、長崎の市街地にある駅で、とても利用者が多く、特急も停車する駅です。
訪問した当時は、平屋のコンクリート駅舎がありました。
駅前です。

駅前には路面電車が並走しています。
ここから長崎駅をはじめ主要観光地を結んでいる路面電車。
そのため、浦上駅から乗車して長崎駅に向かう乗客はほとんどいません。
私が訪問したとき、浦上駅の発車標は、博多・諫早方面のみで長崎方面のものは設置されていなかったと記憶しています。

ではホームに出てみましょう。

JR九州タイプの駅名標は、博多あたりのフォントとはことなる書体で作られています。
イラストは平和公園の像です。
そのほかにモノクロタイプもありました。

構内、長崎方面です。

相対式の2面2線、左側が駅舎側です。
反対側のホームには一部木造屋根のホーム上屋もありました。
ところで、ここから長崎方面は複線なのですが、新線と旧線に分かれる諫早方面へは単線並列となっています。
そのため、旧線からやってきた列車は、構内諫早寄りのクロッシングで転線してホームに進入します。

こんな感じ。

高架工事中のときは、単線並列から単線になり、駅構内で再び複線に分岐する構造となっていました。
現在は、高架駅として新しくなった浦上駅、早く訪問してみたいです。