先週のことになりますが、2024年5月24日、金曜日に弁理士会館およびインターネット会議室で令和6年度日本弁理士会定期総会が開催されましたので、現地で出席いたしました。
全ての議案が可決、承認されました。
ところで、この議案は秘密にすべきか否か検討いたします。
弁理士であれば誰であっても総会の議案の内容は知っています。即ち、日本弁理士会から弁理士に対して議案資料が事前に郵送されていますし、この議案資料に取扱注意とか秘密という旨は記載されていません。
また、弁理士であれば誰であっても日本弁理士会総会に出席することができます。
ということで、秘密とする必要性が乏しいこともあり、議案の一部についてここに記載いたします。
今回の議案に高林龍早稲田大学教授および田村善之教授を外部常議員に選任する旨の承認を求める件があり、この総会でこの議案が承認されました。したがって、高林龍早稲田大学名誉教授および田村善之教授が、正式に令和6年度外部常議員に選任されました。誠におめでとうございます。
外部常議員は常議員会に出席することができるのですが、田村善之外部常議員は令和6年5月10日、金曜日に開催された常議員会に既に出席しています。ここで、常議員会は役員会議であり、常議員も外部常議員も役員になります。
このようなところは執行理事も同様です。
令和6年4月1日以降、執行理事は、日本弁理士会に設置された附属機関、委員会などに既に出席しています。
ところが、執行理事の選任は、総会で承認する事項となっていますので、この総会で令和6年度執行理事の選任も承認されています。
執行理事の定員は20名以内となっているのですが、令和6年度は17名が選任されました。執行理事に就任おめでとうございます。