ちょっとした用事があって
午前中に電車乗ったんだけど。
乗り換えで
一駅分だけ乗った電車の中で
若い(たぶん10代の)女性に声をかけられた。
「お座りになります?」
これはなかなかにショックな出来事。
これまで何度か他人に席を譲ったことはあったけど、
今日、生まれて初めて席を譲られそうになったわけで。
確かに座ってるその子の顔をちらっと見たのは事実。
でも、それは席を譲って欲しかったわけでも何でもなく
ただ前に立ったから自然に視線が向いただけのこと。
そんなにおじいさんに見えたのかねぇ。
それともよっぽど疲れてるように見えたのか。
こっちはそんな素振り見せた気はさらさらないんだが。
きっとその子にとっての本当のおじいさんと同年代なのかもしれないね。
いや、こっちが老けて見られたんだろう、きっと。
いや~ぁ。
もうそんなお年頃ってことなんだよね。
別に若ぶる気なんてさらさらないんだけど、
それにしてもなぁ。
ま、昔から姿勢が悪い(いわゆる“猫背”)し
髪はそう多くない上に相当白いし。
これじゃ年寄りに思われても仕方ないか。
なんせ初めての出来事だったんで
あわあわしちゃって
何かぶっきらぼうに断っちゃったんだけど。
きっと意を決して声をかけてくれたんだろうから
実に申し訳ない。
次の機会があったら
今度は素直に受けることにします。
ただ、その機会は当分来なくて結構ですけど…。