約1カ月前のKANの訃報もかなり堪えたんだけど。
今回の“寺尾”の死はさらにきついって言うのか。
まあ、人の死は日常茶飯事だし、
それが同年代であっても全然不思議じゃないんだけど。
ただねぇ。
もっと若い頃に同年代が亡くなっても
それはイレギュラーなことと思っていたんだが、
60を過ぎてからは
“順番”の先頭集団って感じがしてね。
自分がどの位置にいるかは
誰にも分らないことなんだけど、
“明日は我が身”感が身につまされる。
最近はあんまり真剣にお相撲を観ることがないんだが、
それこそ寺尾の全盛時は欠かさずに観ていたものだ。
実際面白かった。
個性的な力士が多かったしね。
で、寺尾と言えば“そっぷ”のイケメン。
それで“つっぱり”相撲ってのが最高。
今みたいに超大型力士ばかりだと、
こういう相撲は通用しないかもしれないね。
今の力士って
どう見ても“太り過ぎ”だよね。
だから相撲が単調に思える。
力士が大きくなったんだから
土俵サイズを少し大きくしたらどうだろうね。
そしてちょっと低くするとかね。
角界のうんぬんはともかく。
この年齢で逝っちゃうのはやっぱりダメよ。
今どきは“再雇用”で70歳まで協会に残れるんだし、
ちゃんと務め上げなきゃ。
錣山親方のご冥福をお祈りいたします。

